未来世代の為に関係修復を(下)「知日派」韓国人の声 その5

Japan In-depth / 2019年10月4日 13時30分

未来世代の為に関係修復を(下)「知日派」韓国人の声 その5


林信吾(作家・ジャーナリスト)


林信吾の「西方見聞録」


【まとめ】


・領土問題・戦争被害問題は、国際司法裁判所に裁定を求めるべき。


・韓国の植民地支配と戦争被害者はお金を求めているわけではない。


・日韓は未来世代のため関係の再構築を目指すべき。


 


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昨年10月の徴用工判決以降、韓日両国の関係がこじれてきた問題について、お話しさせていただいております。


この問題の源流を探ってゆきますと、やはり領土問題などがあって、日本の政治家たちが相当ストレスを感じていたということがあったと思います。


わが国では独島(ドクト)、日本では竹島と呼んでいる領土の問題ですが、日本のある国会議員が、「戦争して取り戻さないと、駄目じゃないですか」などと発言して、物議を醸しましたね。以前にも北方領土の問題で同じ発言をしましたが、あれはたしか、酒に酔っての放言だったはずです。けれど、一度ならず二度までもとなりますと、どうやら確信犯ですね。


この人に、軍隊とはどういうところか教えてやりたい、とまず思いました。韓国には徴兵制度がありますので、私も軍隊経験者ですからね。


韓国陸軍の、現役師団の訓練では、実弾が飛び交います。これは訓練だと分かっていてさえ、最初は足がすくんで動けませんよ。



▲写真 韓国軍の軍事訓練の様子 出典:Flickr; 대한민국 국군 Republic of Korea Armed Forces


言わば仮想の戦場ですが、実弾が飛び交う音を聞いた時の、あの怖さ。重装備で山越えする時の辛さ……そんな世界を知りもしないで、軽々しく戦争などという言葉を口にするとは、私に言わせれば、少しおかしい人ですね。ただ、おかしな人の言うこと、で済まされる問題でないことも事実です。


私は、領土問題だけでなく今次の徴用工や慰安婦など戦争被害の問題は、ひとまず国際司法裁判所に裁定を求めるのがよいと考えています。自分たちで解決するに越したことはありませんが、話し合いでは埒が明かない、ということも分かりかけてきていますから。


領土問題は、客観的に見て日本に軍配が上がる可能性があると思いますが、そのことも踏まえて、両国民が納得できる現実的な解決法は、他にあまりないと思いますので。


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