仏激震 わいせつ動画流出で
Japan In-depth / 2020年2月22日 11時26分
日本においても、近年、個人の判断により、インターネットに非難や中傷を含んだ動画などがあげられることが多発し、イベントなどが中止に追い込まれたり、活動が阻害されたりするケースが増えている。フランスで起こったパブレンスキー容疑者が起こした事件は、まったく他人事ではないだろう。今後、フランスがどのような判断を下し、解決していくかは気になるところだ。
ちなみに、現在、フランスでは、このフランスの価値観を揺るがしたパブレンスキー容疑者の亡命受け入れの撤回を望む声もあり、議論に上がっている。保護が撤回される可能性は、法律に明確に記されている。
一つ目は、「国家の安全に対して重要な脅威の構成に関係していると考えられる理由がある場合」、二つ目は、「犯罪行為またはテロ行為を構成、または10年の懲役により処罰される犯罪のいずれかを犯した場合、およびその存在がフランス社会に対して深刻な脅威をもたらす場合」だ。
果たして、何を大きく問題視し、どういった判断が下されることになるだろうか。3月から始まる審議に注目していきたい。
-参照ページ-
https://www.legifrance.gouv.fr/affichCodeArticle.do?idArticle=LEGIARTI000037398405&cidTexte=LEGITEXT000006070158&dateTexte=20190101
https://www.legifrance.gouv.fr/affichCodeArticle.do?cidTexte=LEGITEXT000006070719&idArticle=LEGIARTI000033207318
https://twitter.com/LCP/status/1228387786832695296
https://www.bfmtv.com/police-justice/affaire-griveaux-piotr-pavlenski-dit-ne-pas-regretter-son-geste-et-s-etonne-de-sa-remise-en-liberte-1860407.html
https://www.liberation.fr/politiques/2020/02/14/benjamin-griveaux-se-retire_1778370
https://www.20minutes.fr/justice/2721095-20200218-retrait-benjamin-griveaux-alexandra-taddeo-compagne-piotr-pavlenski-mise-examen
トップ写真:ピョートル・パブレンスキー容疑者 出典:wikimedia commons : Dmitry Rozhkov
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