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NY、外出制限下賑わい戻る

Japan In-depth / 2020年5月24日 23時9分

 


 ・指標1.「14日間にわたり総入院患者数の減少、もしくは新規入院患者数15人以下 (NY市は40日間連続減少)」


 ・指標2.「14日間にわたり病院での死者がの減少、もしくは5人以下 (NY市は37日連続減少。死者数は33人)」


 ・指標3.「新規入院患者数が10万人あたり2人以下(NY市は1.76人)」


 ・指標4. 「病院の空きベッドが30%以上確保されている(NY市は28%) 」


 ・指標5.「ICU(集中治療室)のベッド数が30%以上確保されている(NY市は26%)」


 ・指標6.「住民1000人あたり30人の感染テストが1ヶ月にわたって続けられている (NY市は7日間平均が8399人)」


 ・指標7.「住民10万人あたり30人の感染ルート追跡人(Contact Tracer)が確保されている (NY市は教育中の追跡人を含め想定値で達成)」


 


ニューヨーク市が達成できていない指標は10項目のうち、2項目(ベッド数の確保)だ。また PPE(個人防護具)の在庫も90日間分確保されている、という小項目も条件に付随している。


指標達成後に、その地域で再開できる業種が4つの「フェーズ」順にカテゴリー分けされている。経済に影響が大きく、感染リスクが少ない業種から順に再開を許可していくものとされる。それらは、


 


 ・フェーズ1. 「建設業、農業、林業、水産業、一部の小売業(対面リスクの少ないもの)製造業、卸売業」


 ・フェーズ2. 「金融業・保険業・不動産業・小売業 」


 ・フェーズ3. 「レストラン業・飲食サービス業・ホテル業 」


 ・フェーズ4. 「芸術・エンターテイメント・娯楽業・教育」


 


私の仕事はフェーズ4に分類されるのかも知れず、その上、子供の学校も再開は一番最後のフェーズ4にカテゴリーされている。頭の痛いこと、この上ない。


感染のカーブが下降線を描いているのと、この陽気でか、街ではもう動きが活発だ。


目立ってきたのが、飲食物の持ち帰り用のみを提供できるバーの外で飲み物を楽しんでしまう人々だ(アメリカの殆どの州では公共の場所での飲酒は違法)。ソーシャルディスタンスが守られて いないこともあって、NY市長は早々に取り締まりの警告をだした。



▲写真 5/22に登場した飲食店で買った持ち帰り用アルコール飲料をその場であけて飲まないように促すポスター 出典:著者撮影


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