韓国激震、支援団体真の目的
Japan In-depth / 2020年5月26日 23時0分
尹美香元代表とその夫のキム・サムソク氏の従北朝鮮的行動は、安城市の挺対協施設でも行われた。中国・寧波市の北朝鮮レストラン「柳京食堂」からの脱北者(2016年4月)を2018年に招き、北朝鮮に戻るよう懐柔していた(朝鮮日報日本語版2020/05/21)のである。
また金福童さんの支援金で奨学基金を立ち上げた後、金正恩称賛の学生組織「韓国大学生進歩連合」の学生たちに奨学金を支給していたことや、尹美香氏が2013年9月にパリで行った「水曜集会」で、北朝鮮に核開発情報を渡したとしてフランスの情報当局に逮捕されていた人物とも接触していたことも明らかとなっている。
■ 挺対協の本質を見事に指摘したチュ・ドンシク代表
挺対協のこうした政治的本質と真の運動目的について、韓国左派出身のチュ・ドンシク「地域平等市民連帯」代表は、つぎのように鋭く指摘した。
「すべての運動は、特定の問題の解決策を模索することにあるが、尹美香と挺対協(正義記憶連帯)は「日本軍慰安婦」問題の解決を望んでいない。彼らに必要なのは、問題の解決ではなく、問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなることだ」と指摘し「それは運動ではなく、陰謀のための企画であるだけだ」と痛烈に批判した。
続けてチュ氏は「日本政府の補償金を「慰安婦」ハルモニたちが拒否するようにあらゆる術数をめぐらし、そのお金を受け取ったおばあさんを“娼婦”、“売春婦”と罵倒した」とし、「(このような行動を通じて彼らは)個人的には、色々な種類の後援金と社会的名声、政治権力を得ることができたし、より根本的には、日韓•韓米関係を破綻させ、大韓民国を「金氏朝鮮」(北朝鮮)と中国の手に委ねようとした」と語った。
そしてチュ氏は「これらの不純な意図のために、大韓民国と国民が甘受しなければならない被害は、計り知れないほどだ」と強調し、「歴代政権がこの問題について、通常の認識を持っていたならば、これらはすべて国事犯(反国家行為を犯した人)で処罰されたていた」と指摘しました(ペンアンドマイク2020.05.15 )
慰安婦問題を利用した挺対協の日韓分断作戦は、日韓の民族感情をも利用して、これまで見事な成功を収めてきたかに見えたが、しかしその過程での利権化と聖域化で挺対協と正義連帯は腐敗し、はからずもその正体を世界にさらけ出す事になった。
【訂正】2020年5月27日
「被害者のための憩いの場」の写真を削除
本文に該当する写真とは異なっていたため削除いたしました。お詫びして訂正いたします。
【訂正】2020年5月28日
本文中に誤った表記があったため、改めてお詫びして以下のように訂正いたします。
誤 「父親に年間700万円もの報酬を渡していた」
正 「父親に6年間で700万円もの報酬を渡していた」
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