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第三極の動き「幅広く声かけている」日本維新の会馬場伸幸幹事長

Japan In-depth / 2020年6月15日 18時30分

安倍: 他の政策は?


馬場氏: 憲法は戦後72年、一度も改正されていない。今の憲法は戦前、戦中の悪い部分を改めていこう、体制を変えていこうという大きな目的で作られたものだ。今の時代に合う憲法に変える必要はあると思う。その部分が変わらないと、国の仕組みも変わらない。新しい国のかたち、SDGsとかいわれているが、持続可能な日本を作るための材料を揃えていく。


コロナは色々な課題を私たちに突きつけた。製造拠点を海外に移しすぎていることも分かった。色んな課題をベースに新しい国を作っていく。地域地域でどういうことに取り組めば自立できるかということを皆で考え、そこに予算も手厚く配分していく。社会福祉の問題などの課題が出来なければ、何の分野の改革も出来ない。したがって、憲法改正がこれから重要になってくる。


安倍: 中国の脅威が高まっている。


馬場氏: 安全保障もこれまでの日米同盟を基軸にした考えでは限界が来ていると思う。トランプ米大統領が再選されるかどうかによって、大きく変化する可能性はある。安倍内閣はかつて戦後レジームからの脱却といったが、まさしくそれが目の前に来たという感じがする。


安倍: 経済政策は?


馬場氏: マイナンバーで給付金申請したら市町村では住民基本台帳引っ張り出して照会しているとか、全然オンライン化されてないことがはっきりした。貿易もこれ以上の発展は難しい。コロナ禍以前に力を入れていたインバウンドも、こういうことが起きるとガクンと落ち込んだ。国内消費は人口が減るのでおのずと下がるし、国の構造改革はやらないといけないが、あれもこれもとやりだすと幾らでもお金かかる。まずはわが党は身を切る改革としつこいくらい言っているが、行政にかかっているコストをまず下げる、徹底的な行財政改革やる。1つ施策をビルドする時は2つの政策をスクラップするとか、安定的に行政コストをカットしていく仕組みを考えていかないといけない。


安倍: 自公政権の限界を感じる。自民党からも参加してもらたいたいですよね?


馬場氏: 自民党はかつては党人派といって地方議員からとか、雑巾がけから始めた秘書からとか、叩き上げの人が多かったが、今は世襲議員、官僚出身議員が多数だ。そういう方々が中心で政治やっている。中央集権体制の仕組みの中でしか発想できない。自民党の限界が近づいてきているという感じだ。


安倍: 都構想の住民投票は予定通り11月か?


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