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ソウル前市長の死に繋がった?告訴情報漏洩の謎

Japan In-depth / 2020年7月23日 13時41分


写真)朴元淳(パク・ウォンスン)前市長(右) 出典)Wikimedia Commons; 서울특별시 소방재난본부


 


告訴情報を、何時、誰が朴前市長に流したのか?


朴前市長への告訴情報漏洩で、いま焦点となっているのは、告訴情報が、何時、誰によって、どのような意図で伝えたかである。


 


被害者Aさんが告訴状を出したのは、7月8日午後4時30分だった。それについての調査は9日午前2時30分まで10時間に及ぶという異例の長さだった。


 


ところが警察が告訴を受理する前の8日午後3時頃、ソウル市のジェンダー(性)特別補佐官イム氏(女性)が、朴前市長の元に行き「噂で聞いたのですがなにかよくないことが起こったのですか?」と問うたという。告訴の前にすでに情報漏洩があったのではと疑わせる部分だ。イム氏はいま警察から調査を受けている。


 


事態が慌ただしく動き出したのは9日の未明に告訴人調査が終わってからだ。このことは、ソウル市庁幹部が15日の中央日報のインタビューで語っている。9日午前2時30分に告訴人の調査が終わった直後、捜査関係の誰かが「セクハラ告訴」の全貌を朴前市長に知らせたようだ。


 


朴前市長は、告訴情報が伝えられたと見られる9日朝、市庁舎には出勤せずに市長公邸にとどまっていた。そして当時の秘書室長高氏と面談した後の10時44分に、カジュアルな服装でリュックを背負って、「午後12時ごろには帰ってくる」との言葉を残して外出した。13時39分に高秘書室長が戻るように通話したが、その後消息が途絶え、10日0時1分頃にソウル城北(ソンボク)区の粛靖(スクチョン)門付近の森林の中で遺体が発見された。


 


この情報の漏洩について、7月13日に大統領府のカン・ミンソク報道官は、出入記者たちに送った文字メッセージを通じて、「大統領府は、被告訴人・朴元淳市長の捜査に関する、いかなる事項も通報しなかった」と明らかにした。そして「大統領府からの通報で被告訴人が知ったとの一部報道は事実無根」だとしたのだ。しかしこのコメントを信じている人は多くない。


 


この点について野党未来統合党のチュ・ホヨン院内代表は、国会で「警察が捜査状況を上部に報告し、上部を経てそれが被告訴人にすぐに報告された形跡がある」と語り、「その情報を流したのは、警察の首脳部か大統領府のどちらかと思われる」と主張した。東亜日報も、共に民主党のある議員の言葉を引用して「大統領府か警察を通じて朴市長側に伝えたとしか考えられない」と報道した。


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