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「ようやく国民に政権交代の選択肢訴える事できる」立憲民主党枝野幸男代表

Japan In-depth / 2020年10月4日 0時0分

「ようやく国民に政権交代の選択肢訴える事できる」立憲民主党枝野幸男代表


細川珠生(政治ジャーナリスト)


「細川珠生モーニングトーク」2020年9月26日放送


Japan In-depth編集部(油井彩姫)


【まとめ】


・新生立憲民主党枝野幸男代表に今後の戦略を聞いた。


・総選挙は与党との一騎打ちの構図を作ることが重要。


・国民に自信を持って選択肢を訴えられる状況ができた。


 


今週は、新生立憲民主党代表の枝野幸男衆議院議員を迎え、政治ジャーナリストの細川珠生が、今後の党の戦略について話を聞いた。


9月15日に野党系の合流新党として、新しい立憲民主党が結党された。代表選を経て、枝野氏が改めて党代表に就任。


細川氏は、野党勢力の結集への期待と共に、「数合わせでないか」という世論の厳しい見方もあると指摘した上で、これまでの立憲民主党と一番違うところはどこなのか聞いた。


これに対し枝野氏は「今回の合流に合わせて新しい綱領を作ったこと」とした上で、「これまで若干曖昧さが残っていた自民党と何が違うのか、という部分を、綱領で明確に出来た」と述べた。


また、「過度な競争など、自己責任を迫るような新自由主義的な路線と完全に決別をして、支え合い、機能する政府という方向性を明確にした。その旗のもとに皆が結集した。目指していく方向と、自民党との違いが分かりやすくなった」と述べた。


次期衆院選が近いと言われている。そこで細川氏は、新しい立憲民主党の中でも選挙区調整が必要なところがあるのではないかとして、国民民主党の候補者がいる選挙区には原則として候補者を立てないのか、また、共産党との選挙協力はどうするのか、聞いた。


枝野氏は、「首班指名選挙で『枝野』と書いた勢力は政権を変えようと思ったらその限りでは連携していただける」とした上で、「しかしそれぞれの党の立場があるので、何がどこまでできるのかはこれからの話だ」と述べて、選挙区調整に含みを残した。


特に共産党とは、「目の前の課題についてはかなり共通しているが、天皇制や日米安保に関して意見の相違があるのは間違いない」と述べ、「それを前提に、どこまで何ができるのかはこれから詰めていきたい」と述べ、共産党との連携について慎重な姿勢を示した。


細川氏が、選挙区ごとに判断が分かれる場合もあるのか聞くと、「参議院の時と違い、すべての選挙区できちっと棲み分けをするのは困難だ」としながらも、「一騎打ちの構造を作り、国民に分かりやすい選択をしてもらう」と述べ、候補者の一本化に努力する姿勢を示した。


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