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検察支配企むチュ長官に検事反旗

Japan In-depth / 2020年11月5日 11時0分

これに対してチュ長官は、すぐさまSNSで「そうしたカミングアウトには、改革だけが答えだ」と応酬した。これはイ・ファヌ検事に対して人事で報復するという意味である。





このチュ長官のSNS投稿に堪忍袋の緒が切れた検事たちは、イ・ファヌ検事を支持して立ち上がり、「私もイ・ファヌだ!カミングアウトする」というコメントを次々と投稿した。その人数は10月31日までに300人を超えたという。全検事2150余名のうちの10%以上がチュ長官の批判に立ち上がったのだ。





チュ・ミエ氏の政界進出を後押しした民主党出身のチョン・ジョンベ(千正培)元法務部長官の婿も「私もカミングアウトします」と宣言して合流した。パク・ギュウン水原高等検察庁検事は「これまでの検察改革は、一言で言えば執権勢力と一部検事たちの合作のもとで行われた詐欺だったようだ」と述べ文政権を糾弾した。





過去の政権で検事たちが連判状を書いた時も、これほどの人数が賛同したことはなかった。検察内部に通じる検察出身のある弁護士によると、検事の95%がこの行動に内心賛成しているという。





検事たちは「北朝鮮じゃあるまいし、怖くて何も言えない世の中になったようで悲しい」「抑圧と恐怖は改革ではない」と嘆いている。





この検事たちの共同行動が、今後どのような広がりを見せるのかはわからないが、文在寅大統領に、チュ・ミエを取るか、ユン・ソンヨルを取るかの決断を迫ったことは確かだ。





もしもユン・ソンヨルを切れば、ユン・ソンヨル待望論に火をつけることは間違いない。ユン・ソンヨル氏はすでに大統領候補に名前が上がり、リアルメーター調査では、トップを走る李在明や李洛淵に5%差に迫る支持率17%(一部調査ではトップの23%)で3位に付けている。





今後の日韓関係を展望する上でも、文在寅政権対検察の対立に注目する必要がある。





トップ写真:秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官 出典:@ChooMiAe




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