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失われた30年と「ルバイヤート」続:身捨つるほどの祖国はありや3

Japan In-depth / 2021年3月7日 18時0分

『ルバイヤート』のなかで、オマル・ハイヤームはこうも歌っている。





「われらの後にも世は永遠に続くよ、ああ!われらは影も形もなく消えるよ、ああ!」





金子さんはペルシア絨毯について、「東洋では仏像、西洋では絨毯だ」と賞賛している。(金子書128頁)なんとも気をそそられる話ではある。





私は並行して他にも何冊もの本を読んでいた。しかし、その紹介は次の機会にさせていただこう。





例えば、「道玄坂を殆ど登り切ったあたりで、左の方の閑静な住宅街へ曲がって行った」を谷崎潤一郎の『細雪』から引用してみせた川本三郎氏の『「細雪」とその時代』(中央公論社 2020年刊)である。川本氏は「『濹東綺譚』と『細雪』は…表裏一体」(川本258頁)という。





或いは、「ネアンデルタール人は五〇万年ほどヨーロッパを占有していた。その後・・・ホモサピエンスが、約四万三〇〇〇年前に・・・ヨーロッパに移り住んだ。結果は劇的だった。四万年前には、ほぼすべてのネアンデルタール人が姿を消し」た、と書かれている『善と悪のパラドックス ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史』(リチャード・ランガム 依田卓巳訳 NTT出版2020年刊 引用は同書236頁)である。





読書は時を忘れさせ、時は読んだ中身を忘れさせる。因果なことではある。





(1、2。続く)





トップ画像:東京・丸の内のオフィス街を行き交う人々(イメージ) 出典:Kimikazu Tomizawa / EyeEm/Gettyimages




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