仏、アフガニスタン難民の対応
Japan In-depth / 2021年8月21日 18時0分
しかし、カブール市内には、まだ避難希望者がおりフランス政府に救助を求めている者もいる。タリバンが外国に協力者した人物を家を一軒づつ回って探しているという情報もあり、見つかった場合、何をされるかとおびえる毎日を送っているが空港にも行けないという。
実際、フランス大使館は空港内で業務を行っているが、タリバンのメンバーは、渡航に必要な書類を持っている人も含めて人々が空港の敷地に入るのを阻止しているため、どれだけの人が空港にたどり着けるかはわからない。米国は、安全なアフガニスタン人の国外脱出を要求している。
今後は、空港以外からの国外脱出者が出てくることも予想されるが、それは、これからタリバンが反抗的な意見を持つ人々や、女性をどのように扱うかにもよるだろう。タリバンの挙動は、アフガニスタンに人々だけではなく、国際社会が注視していくことになる。この何週間は特に目が離せない状況であることは間違いない。
<参照>
フランスではアフガニスタン人の亡命申請が毎年1万件もあるのですか?
トップ写真:食料の配給を受ける難民(2021年7月30日 フランスダンケルク) 出典:Photo by Kiran Ridley/Getty Images
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