共産党 各政党政策・リーダー分析 その2
Japan In-depth / 2021年10月30日 21時0分
その人当たりの良さ、優しさを感じるが、知識量や地頭の良さを端々に感じられる。まさに共産党らしい「秀才」。最近では、「憲法が、天皇とその制度を、主権者である国民の全面的なコントロールのもとにおくものとなっているところが、大切なところだと思います。」とインタビューで答えており。どんどん国民に近づいてきつつある。天皇制についても、現実的な判断をしてくれそうだ。
■ 志位氏の声診断
一般社団法人日本声診断協会、株式会社ターンアラウンド研究所のコンサルタントの中島由美子氏に今回も登場いただいた。
声診断結果では、「とてもバランスの良いことが明らかになっています。委員長就任から20年もの長期に渡り続けてこられたことや、他の野党との選挙協力が当たり前になってきたということからも、人間力の幅を持つ志位党首による影響が大きいと言えると思います」とのこと。志位さんが上司だったらいいのになあと思う人も多いだろうが、柔和で感じのよさそうなところも魅力である。
▲画像 【出典】中島由美子氏による声診断
とはいえ、リーダーとしての課題もある。「これからの時代のデジタル化、外国との関係性など、大きく変わっていく未来に対しての、先々のビジョンや具体的な対応の仕方などが十分に見えていないかもしれません」と中島さんは指摘する。補足するとそれは「変革の力です。今の時代は、ますます新しいことを生み出す改革の力が必要とされると思いますがそこが課題です」とのこと。共産党や志位さん自身もまだまだ一皮むけてもらう必要がありそうだ。
■ 国民に近づき
相変わらずの主義主張とソフトになりつつあるが、まだまだ改善が必要だろう。党員も高齢化が目立ち、こちらのほうが心配になるほどだ。今回、政権に関与する可能性がでてきた共産党。共産党の政策は筋金入りであり、利害関係・ポジショントークから外れて、客観的にみれば、それなりに信頼できるものである。そうした基盤があるのは強み。国民の支持者以外の立場にたっての建設的意見を提言できるようになれば、共産党は変われるだろう。志位さんと共産党に期待したい。
トップ写真:【出典】共産党総選挙政策
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