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「核兵器使用断念へ各国強い圧力を」松田邦紀駐ウクライナ大使

Japan In-depth / 2022年5月1日 18時0分

 一方、在留邦人の安否については、なお50人が国内にとどまっており、全員無事であると説明した。





 松田大使ら駐ウクライナ大使館員は、ロシアの侵略開始後もキーウの大使館にとどまっていたが、3月に入って隣国ポーランドに移動。現在はウクライナとの国境近くに臨時事務所を設置、執務している。





 松田邦紀大使へのインタビュー詳報は次の通り。





■ロシア、停戦に向けて軟化せず





 ーロシアの侵攻が始まった時の様子は





 松田大使(以下、大使)「2月24日未明、大使公邸で空襲警報が鳴り、爆撃音があがった。少数の館員とともに首都キーウに留まって、在留邦人の退避支援、情報収集等を行っていたが、3月2日に国外に移動した」





 「現在は西ウクライナの国境から約80キロ、ポーランド側の国境の町ジェシュフの臨時事務所で、在留邦人保護、避難民の日本渡航支援、支援物資の輸送、関係国大使館・国際機関及びウクライナ政府との連絡調整等の業務を行っている」





 ー戦局の見通はどうか





 大使「連日、さまざまな情報や報道が錯綜、今後の見通しの確たるを言うのは難しいが、東部や南部での攻防が激化し、戦闘が長期化すれば、ウクライナの人的、物的被害が更に大きくなるだろう。人道危機がいま以上に悪化するのではないかと強く懸念している」





ー停戦協議の行方はどうか





 大使「停戦交渉は断続的に行われてきたが、その現状と先行きは不透明、予断を許さない。複数の国や国連がロシアに直接、働きかけているが、ロシアが自らの強硬な立場を和らげ歩み寄ろうとする兆しは見られない。こうした状況では、ロシアが国際社会の声に耳を傾け、侵略を一刻も早く止めるよう、強い制裁措置を講じていくことが必要だ」









写真)キーウのクリチコ市長は、複数のミサイルがこの地域を攻撃したとき、少なくとも1人が死亡し3人が負傷したと述べた。攻撃は、アントニオ・グテーレス国連事務総長によるキーウへの訪問と同時に起こった。2022年4月30日 ウクライナ・キーウ
出典)Photo by Alexey Furman/Getty Images





■戦争犯罪、国際刑事裁の捜査に期待





 ープーチンが大量破壊兵器を使用する可能性は





 大使「唯一の戦争被爆国として核兵器の非人道性を知るわが国としては、核兵器による威嚇も、ましてや使用もあってはならないと考える。生物・化学兵器の使用も、いかなる場所、いかなる主体、いかなる状況においても容認されない」





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