ウクライナ支援、どうする大使館再開、首脳訪問
Japan In-depth / 2022年5月18日 23時0分
防弾チョッキ、ドローン 防衛装備品にヘルメット、双眼鏡など攻撃用武器との境界が微妙な物品が含まれた。
ロシアの最恵国待遇除外、プーチン大統領らロシア要人の資産凍結など矢継ぎ早に行ったが、もっとも強硬だったのは、東京のロシア大使館員8人を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからぬ人物」として追放したことだろう。
ロシア外交官の国外退去は、欧米ではしばしばみられるが、日本政府が一挙に8人もの多数を、しかも、制裁の一環として追放するのははじめて。日本が事あるごとに露呈してきた優柔不断さはすっかり影をひそめたというべきだろう。
■1流国か2流国の分岐点
こうした実績を重ねていただけに、ことここにきて、日本が逡巡して〝落伍〟すれば「やはり」と各国の失望を買うのは目に見えている。
その後はすべてが日本抜きで進むだろう。
岸田首相、林外相らは、これまでG7首脳会議、外相会議に、窮屈な日程をやりくりして出席してきた。日本の存在があってこそ、対ロシア共同戦線に普遍性を与えることができるからであり、中国の脅威を西欧に理解させる効果ももたらしたろう。
日本はいま1流国に留まることができるか、2流国への転落か、その瀬戸際にたたされている。
ウクライナにとって存亡をかけた戦いであると同様に、日本にとっても国の命運がかかった事態であることを官民ともによく認識すべきだろう。
トップ写真)2022年5月5日岸田文雄首相がロンドンを訪問し、イギリスのボリス・ジョンソン首相と歩く様子。
(出典:Photo by Dan Kitwood/Getty Images)
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