「要人警護、抜本的に変えよ」安倍元首相殺害事件の教訓
Japan In-depth / 2022年7月11日 1時4分
写真)英国で行われた、DSEI(Defence and Security Equipment International)で展示されていた防弾チョッキ 2021年9月14日 イギリス・ロンドン
出典)Photo by Leon Neal/Getty Images
無論、頭部や脚部を銃で狙われたら防ぎようがないが、駅や街頭での演説時には銃弾を防ぐ盾である、「防弾シールド」を持った警護人員を複数配置すべきだろう。抑止力にはなるはずだ。また重装備の警官も多数配備する必要があろう。日本の警察は「見せる警備」などと言っているようだが、暗殺を考える側からみれば、何の脅威にもなっていない。
他の先進国に行けば分かるが、空港や駅、政府関係の建物などには、武装警官が自動小銃を持って立っている。筆者が住んでいたニューヨーク市内では全ての街角にいるといっていいくらい、警官が目につく。パトカーも至る所で見かける。そこまでして初めてテロや日常の犯罪の脅威に対抗できるというものだ。
写真)テロに備え、サントーギュスタン教会の前で警備をする武装警官。フランス・パリ 2020年10月31日
出典)Photo by Kiran Ridley/Getty Images
そして元総理や党首、閣僚など要人は、公民館など建物の中での演説をデファクトにすべきだ。入り口で金属探知機、手荷物検査を行えば、銃器が持ち込まれるリスクを大きく減らすことが出来る。
一方で政治家(候補者)が有権者と触れあうことができなくなるというデメリットもある。その場合、大型スクリーンでライブ映像を流すなどすればよい。場合によってはスクリーンを備えた中継車を街中に配備する事も考えられる。「握手した数しか票は来ない」などと前近代的な事を言っている場合ではない。本来有権者は、そんな情緒的なことではなく、その人物の政策、実行力で政治家を選ぶべきである。
写真)アラスカ航空センターでの「SaveAmerica」集会で講演するトランプ前米大統領 2022年7月9日 アラスカ州アンカレッジ
出典)Photo by Justin Sullivan/Getty Images
街中を車で流す場合は、銃撃を想定した特殊車両を使用することも考えるべきだ。著名なのはローマ法王が使っている「パパモビル」だ。仕様は明らかではないが、防弾ガラスが使用されていると思われる。
写真)教皇ヨハネパウロ2世を乗せた「パパモビル」。キャビンはガラスで覆われている 2001年5月7日、シリアのダマスカス
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