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グローバルなブーム続く小型モジュール炉投資(下)

Japan In-depth / 2022年8月17日 19時0分

SMRは大型炉に比べスケールメリットで劣るなどのデメリット、小型化のカギを握る使用済み燃料の確保、しかも高い濃縮率の燃料確保といった課題はある。とはいえ、ノルウエーのエネルギーに関する調査会社、ライステッド・エネジーの今年1月の発表によると、現在、19か国で52の原子力発電所(総発電電力量は現行の13.5%に相当する54ギガワット)が建設中で、その投資額は今年が460億ドル、2023年が440億ドルに上るという。


米国の世論調査会社、ビスコンティ・リサーチのこの7月発表によると、84%が先進原子炉開発を行うべきと答えたという。原子力に特化した世論調査という点から多少割引が必要そうだが、それでも高い支持率だ。


(上のつづき。全2回)


トップ写真:ドイツのシュロス・エルマウにてG7の代表が地球規模の問題について語り合う。


出典:Photo by Stefan Rousseau - Pool/Getty Images


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