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維新代表選【政策・人間力分析】その4 3候補の人間力分析

Japan In-depth / 2022年8月26日 22時11分

足立さんは、「耳の痛いことを言う」と覚悟を自ら示し、政策についての信念がとても強い。今回、3人の中でも唯一、重点公約パンフレットを作成、さらにyoutubeにて自分の政策について解説している。政策をSNSも駆使して伝えようという点は、国民に対して誠実であるし、政治家としても素晴らしい。討論・対話をしようとする姿勢は今の政治家に欠けているものであり、異色である。他者との意見対立を伴う討論もいとわないという姿勢はなかなか凄いものがある。


ただし、筆者の研究仲間とネット上でバトルをしていたようで、過激な発言をしてしまうのが玉に傷である。橋下徹さんの告知ツイートに、「つまらん」とリツイートしたり、今回の代表選においても「官僚の皆さんは立憲民主党の人たちに苦しめられている」「立憲民主党は過去の教訓から学ばない」という発言をちょいちょい挟んだりしてる。支持者向けリップサービスのように思えることもあるが、代表としてどうなのだろうか。


衆議院議員選挙出馬時の様子はおとなしい感じの姿であり、SNSでの活発な活動で徐々に認知度を高めてきた。最近では一部の人から「維新のトランプ」「維新の狂犬」と批判されているようだが、ネットでの表現は過激化しがちであることも理解してあげたほうがよさそうだ。また、嘘を付けないということで、本音で常に対応しているからなのかもしれない。


一卵性双生児の兄がいて、「漫画タッチのモデル」などと冗談もいうし、親しみやすさを見せる。気さくな感じを地元民には示していて、「心根はすごく優しい方」という評価もある。特技は作詞とのこと。ロマンチックなのかもしれない。


■ まさに「要」の馬場さん 







▲写真 出典:馬場伸幸HP


「維新のBB幹事長」と言われる馬場伸幸さんの経歴を見てみよう。


1965年1月27日生まれの57歳。大阪府堺市鳳西町に料理人の父と料理屋経営の母のもと生まれる。3人兄弟の末っ子で、料理人を継いだ兄がいる。堺市立鳳南小学校、浜寺中学校、鳳中学校で学んだ。大阪府立鳳高校に進学。授業に行かず、ラグビー部で活動(フランカー)していたそう。12学部ほど大学受験したが、失敗。若いころから事業をやりたかった、実業家になりたかったそうで、飲食が身近だったこともあり、高校卒業後はオージーロイヤル(現ロイヤルホスト)に就職、3年間働く。調理師免許を持っている。


1986年2月から中山太郎参議院議員の秘書になる。中山太郎さんとは衆議院議員、外務大臣、総理府総務長官、沖縄開発庁長官を務めた自民党の政治家である。1993年の市議会補欠選挙に出馬し当選。当選時に「よし、当選させていただいた以上はとことんやったると思って、かくなるうえは内閣総理大臣を目指してやります」と発言したそう。


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