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好戦性を露わにした金正恩のミサイル挑発

Japan In-depth / 2022年10月12日 0時54分

今回のミサイル連射でのこれらの内容と特徴は、金正恩総書記がプーチンのウクライナ侵攻事態、台湾をめぐる米中対立の激化などを踏まえ、現状況を「新冷戦時代」と認識していることと関係している。金正恩は第3次世界大戦もありうると考えているようだ。


金正恩はこうした認識に基づいて軍事戦略を練り直し、核先制攻撃を視野に入れたミサイル部隊の再編成を行い、今回その訓練を行った。金正恩は訓練指導で「敵が軍事的威嚇を加える中でも相変わらず対話と交渉を云々し続けているが、われわれには敵と対話する内容もなく、またそのような必要性も感じない」と対話は必要ないとの考えも明確にした。この戦略(妄想)に火を付けたのはプーチンのウクライナ侵攻であった。


金正恩はいま、万一米対中・ロ間で武力衝突が起これば、核武力で一気に韓国を支配しようと考えている。米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は10月6日、「世界は冷戦(Cold War)が終わって以来初めて『世界最終核戦争』の危機にさらされている」と語った。


トップ写真:北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝えるテレビ報道を見る人々


(2022年5月4日 韓国・ソウル)


出典:Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images


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