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那覇市長選 翁長ジュニアはなぜ負けた

Japan In-depth / 2022年11月2日 14時36分

保守系もまた内紛が多い。那覇市議会の自民党会派は、選挙の進め方をめぐって内部対立を抱えていたが、市長選直後に分裂してしまった。さらに、知念氏支持を打ち出した非主流保守系グループと自民党県連との関係も良好ではない。利権をめぐる思惑、故翁長氏との関係の濃淡など、火種は多い。


沖縄の自公陣営は、市長選には連勝したが、参院選と知事選では敗北を喫している。保守系全体をまとめるリーダーも理念も存在しない。大型選挙に勝利できる体制を構築できるかどうか。


「オール沖縄」と保守系の両陣営が漂流する状態が続いている。観光は立ち直りの気配を見せてはいるが、格差を生み出す産業構造の歪み、地域差などは手つかずのままだ。中国では習近平独裁体制が一挙に強化され、東アジアに不穏な空気が流れる。沖縄の政界、経済界、有識者たちが、危機感をもって、困難な状況を切り開く、具体的なビジョンを提示できるかどうかが問われている。


トップ写真:翁長雄治候補 出典:同氏フェイスブックより


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