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新宿にエンタメの新名所出現

Japan In-depth / 2023年4月7日 0時3分

また、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と東急レクリエーション、東急電鉄の3社が、エンターテイメント施設の企画・運営を目的として設立した、株式会社TSTエンタテインメント代表取締役社長の木村知郎氏は「新しい観光拠点の創出と回遊性が狙いだ」と述べた。実際、歌舞伎町から羽田・成田空港へのリムジンバスも用意されており回遊性のある観光・交流施設が形成されている。





歌舞伎町地区では、外国人観光客向けのナイトエコノミーに資する施設や、町の歴史・文化を活かした施設が不足している。文化の重要性を感じているため、映画館やライブホールなどソフト面とハード面が備わったビルにしたいという思惑がある。









▲写真 TSTエンタテインメント代表取締役社長の木村知郎氏ⒸJapan In-depth編集部





実際東急は同様に渋谷では訪れたい街づくりをするべく、屋上に展望施設「渋谷スカイ」をオフィス・商業施設の「渋谷スクランブルスクエア」に建設。360度東京を見渡すことができる施設を作った。東京の新たな観光名所になっており、特に若年層の間ではデートスポットとして人気になっている。





空調設備やコストなど課題もあったが、それよりも得られる収益の高さを共同出資者に訴えかけ、実現に持ち込んだ。結果的に実際に一日1万人来場していたため、採算がとれた。これをモデルにして新宿での今回の取り組みも盛り上げていきたいと野本会長は前述の番組で語っていた。新宿ー原宿ー渋谷の回遊も期待したいところだろう。





■ 施設の全容





歌舞伎町タワーの施設を詳しく見ていこう。





地下1階から地下4階がナイトエンターテインメント施設「ZERO TOKYO」、1階から5階はレストランとエンターテインメント施設、6階から8階が新宿ミラノ座の名前を継承した「THEATER MILANO-Za」、9階と10階が「109シネマズプレミアム」、18階から47階が2種類の新ブランドホテル「BELLUSTAR TOKYO」「HOTEL GROOVE SHINJUKU A PARKROYAL Hotel」となっている。





TSTエンタテインメントの木村氏は「上半分がホテル、下半分がエンターテインメント施設、地下はライブホールになっており、高層階のホテルは和をモチーフに、その下のホテルはエンターテインメント施設での余韻や、アートや音楽の文化を感じられる客室が準備されており、現在は7月までの期間限定で、 ヱヴァンゲリヲンとのコラボ客室が用意されている」と述べた。





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