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地方議員を選ぶ「方法」【統一地方選特集その3】

Japan In-depth / 2023年4月22日 23時0分

□ 議員を選ぶ方法





都会では「恵まれた」主権者の代理人をどう選ぶか。選挙での選び方は、主権者である住民の自由である。(候補が)知り合い、お世話になっている、自分たちのために動いてくれた、といった実利的な理由でもいいし、地域のために活動してくれそう、見た目に親近感がある、期待できそう、という期待感的な理由でもいいし、近所に住んでる、共通の友人がいる、年齢層が近い、同級生だ、出身学校が一緒だ、同じ趣味だ、同じ政党メンバーだという共通点的な理由でもいいし、(所属組織から)依頼された、知り合いから頼まれたという外部的な理由でもいい。





とはいえ、政策面での視点を提起しようと思う。政策の面でダメな例は以下になる。





「対話で開く●●、新時代!」





「労働力不足・人口減少社会への対応」





「共生社会実現に向かってかけがえのない命が輝くために」





「憲法を区政に活かす」





「戦争をとめよう!」





「戦争のない平和な社会に」





「暮らしを守る!」





「高齢者を守る!」





「日本の伝統と文化を守り、道徳教育を充実させます」





とかいうキャッチフレーズ。





価値観と言う意味ではそれはそれで素晴らしいが、どういう意味なのかが解らないし、ふわふわして、多くの人が賛同する一般的な価値観を提示されてもと思うのだ。国政?都道府県政?勘違いしていないかと思ってしまう。さらに、こうしたキャッチフレーズの横にある具体策(約束とか、公約とか)とにも注意が必要だ。





【キャッチフレーズ例】「暮らしを守る!」





【約束・公約例】防災対策の充実、一人親家庭を支援する、子供の権利条例で子供がのびのび育つ、





こうしたキャッチフレーズと約束・公約との論理的な整合性(論理的なつながり)のなさ、約束・公約の抽象的な内容は注意しないといけない。





「防災対策の充実」って具体的に何?どこに重点を置くの?





「一人親家庭を支援する」ってどのような方法で?これまでとはどう違うの?





「子供の権利条例で子供がのびのび育つ」って条例を作ることの意義は?





と疑ってかかるのが良いと思う。





特に国政と勘違いしていたり、地方議員ではできないこと、権限や能力範囲を越えていることを「頑張る」といっている人には注意が必要だろう。





例えば「奨学金制度の対象要件の緩和」「校則の見直しを検討!」「駅周辺の再開発」「平和資料館建設」などそれはそれで素晴らしい提案だが、議員1人の力でできるのでしょうか?と思ってしまう。





□ 存在意義を見つけよう





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