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東急グループ「広域渋谷圏」を加速

Japan In-depth / 2023年5月31日 18時0分

Greater SHIBUYAでは、渋谷駅を中心とした半径2.5kmを指し、現在①渋谷桜丘②原宿・神宮前③代官山④代々木公園という4つのエリアでプロジェクトが進行している。


価値創造力、発信力、多様性という魅力あふれるまちづくりをテーマに2024年までの竣工・開業を全てのエリアにおいて目指し、東急不動産株式会社 都市事業ユニット 渋谷開発本部 執行役員 本部長 黒川泰宏氏は「広域渋谷圏において、まちが持つ魅力を時代とともに成長させ、後世に継承していくために物件アイデア間の連携を推進していきたい」としている。



写真)東急不動産株式会社 都市事業ユニット 渋谷開発本部 執行役員 本部長 黒川泰宏氏 ⓒJapan In-depth編集部


今回、様々な情報が公開されたわけだが、目玉は、原宿・神宮前エリアに位置し、原宿駅と表参道駅から近い神宮前交差点の一角で”新たな文化発信拠点”として開発が進められていた施設の名称が東急プラザ原宿「ハラカド」に決まったことだろう。


 



写真)東急プラザ原宿「ハラカド」完成イメージ 出典)東急不動産株式会社


それに伴って、交差点の反対側に位置する東急プラザ表参道原宿が東急プラザ表参道「オモカド」に改称されることが発表された。


これらの施設名には「かど」と「かど」が合わさることで人と人の出会いの交差点となり、新しい文化を創造、発信していくという思いが込められている。


「ハラカド」はクリエイターが集い、新しい文化が生まれる場を目指しており、各分野の第一線で活躍するクリエイターがプロデュースするエリアを設ける。


2024年の春に開業予定で現在も建設が進められている。


代官山エリアではフォレストゲート代官山を今年の10月に開業予定で、建築家の隈研吾氏がデザイン設計したMain棟と木造2階建てのTENOHA棟から成る。


本建物の特徴としてTENOHA棟にサステナブル活動の一環として環境負荷を最小限に抑えるサーキュラエコノミーの実現を目指し、CIRTYと呼ばれるプラットフォームを設けた。


具体的な事業として、飲食店から発生する食品廃棄物を使用してバイオマス発電、得られた電力を建物で使用することや食品廃棄物をたい肥化して育った農作物をレストランで提供する事が挙げられる。


代々木公園エリアでは代々木公園Park-PFI計画が進められていて「都市と公園をつなぐ」をテーマに代々木公園と渋谷や原宿を繋ぎ、回遊性を高める拠点を目標としている。


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