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東急グループ「広域渋谷圏」を加速

Japan In-depth / 2023年5月31日 18時0分

■「ハラカド」の現状と詳しい施設内容


神宮交差点に面する本施設は、様々な分野のクリエイターによるプロデュースエリアが組み込まれている。


例えば、地下1階には高円寺で人気の「小杉湯」とコラボし、銭湯がオープンする予定だ。


「ハラカド」は都心型商業施設が危機的状況に陥っていたコロナ禍の最中に計画が進行したこともあり、日常的に通いたくなる機能を施設に持たせたという。



写真)現在の地下1階の様子 出典)東急不動産株式会社



写真)小杉湯完成イメージⓒJapan In-depth編集部


他にも3階にはクリエイターが集うラウンジ、5階にはファミリーレストランをクリエイターとともに建設する予定で、どなたでも利用可能な屋上も併設する。



写真)「ハラカド」屋上からみた「オモカド」 出典)東急不動産株式会社


また特徴的な外観は、デザイン性だけではなく、熱負荷低減など環境にも配慮したデザインとなっている。



写真)東急プラザ「オモカド」からみた建設中の「ハラカド」ⓒJapan In-depth編集部


 


■ 今後の展望


渋谷を広域でとらえ、新たな経済圏を作ろうという試みは興味深い。コロナ禍もあり働き方やライフスタイル、価値観が大きく変わる中で、さまざまな社会のニーズにこたえつつ、環境も含め社会課題の解決に取り組もうという意欲を感じる。


その中で今後、キーワードとなっていくのは多様性だろう。訪日外国人旅行客を含め、若者に人気の町、というイメージの渋谷が、面展開することで、多様性をキーワードにどうその魅力を高めていくのか。


これまでにない解を求めるために、トライアンドエラーが欠かせない。100年に一度といわれる渋谷の再開発事業。その姿を引き続き報告する。


トップ写真:ファッションやカルチャーにおいてトレンドを牽引し、若者の街と知られる原宿・神宮前エリアに新たな風がふく。ⓒJapan In-depth編集部


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