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金正恩、「火星18型」発射で鬱憤晴らし

Japan In-depth / 2023年7月13日 18時0分

それは、このところ連日発表された、金与正党副部長の談話が示唆している。


金与正党副部長は7月10日、米軍の偵察機が、北朝鮮の海上軍事境界線の上空を侵犯し重大な軍事的挑発をしかけた」と非難し「米国が、われわれの警告を無視し、残酷な変事まで生じれば、それは明らかに自業自得になるであろう」と警告した。


 


 この「談話」に対して、韓国軍は、全面否定を行ったが、これに対しても金与正は、7月11日、『当該の空域に関する問題は、わが軍と米軍の問題である。「大韓民国」の軍部ごろつきは、差し出がましく振る舞わず、直ちに口をふさがなければならない。私は、委任によってわが軍の対応行動をすでに予告した。繰り返される無断侵犯の際には、米軍が非常に危険な飛行を経験することになるであろう』と、挑発行動を露骨化させる対応を見せた。


この談話直後の12日午前10時頃、北朝鮮は平壌付近から、長距離弾道ミサイル1発を、ロフテッド軌道で日本海に向けて発射した。74分ほど飛行し、11時13分頃に北海道奥尻島の西250Km付近に落下したという。


窮地に追い込まれ金正恩が、7月27日の「戦勝節70周年」に向けて、過激な挑発に出てくる可能性は十分に考えられる。


 


トップ写真: ソウル駅で北朝鮮のロケット発射のテレビ放送を見るソウル市民 2023年5月31日、韓国・ソウル


出典:Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images


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