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大統領選まで半年 インドネシア焦点は副大統領候補者の人選に(上)

Japan In-depth / 2023年8月10日 7時0分

ただスハルト大統領失脚後は軍在籍中の民主化運動活動家などへの人権侵害事件で軍籍を奪われ、中東でビジネスに携わっていた。





その後帰国して「グリンドラ党」を創設して政治家としての道を歩み始め、スハルト閨閥、軍出身を背景に党勢を拡大、過去2回大統領選に出馬するも惜敗している。





「大統領への最後の挑戦」としてプラボウォ国防相は大統領への強い意欲を示し、ジョコ・ウィドド大統領から国防相として入閣を求められるなど良好な関係を構築してきた。





国民も「強い指導者」への憧憬があり、プラボウォ国防相は根強い人気をこれまで維持してきた。





政権与党のガンジャル知事と軍出身でスハルト時代への回帰を託すプラボウォ国防相による一騎打ちが今後激しくなるものとみられるが、その際に重要なファクターとなるのがそれぞれの副大統領候補なのだ。





(下に続く)





トップ写真:2019年の大統領選 総選挙が行われて2日後、演説する大統領候補プラボウォ・スビアント氏(2019年4月19日にインドネシアのジャカルタ)出典:Photo by Ed Wray/Getty Images




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