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「尹美香議員は親北活動家」麗澤大学特任教授西岡力氏

Japan In-depth / 2023年9月13日 22時0分

「尹美香議員は親北活動家」麗澤大学特任教授西岡力氏




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





「編集長が聞く!」





【まとめ】





・韓国の野党系国会議員尹美香氏、朝鮮総連主催の集会に出席で物議。





・反国家団体に接触したことで、国家保安法違反で警察が捜査中。





・2019年から韓国でアンチ反日が台頭。今、国内は2つに割れている。





 





韓国の野党系国会議員で元慰安婦支援団体前トップである尹美香(ユン・ミヒャン)氏が、9月1日、日本で北朝鮮傘下の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が主催した「関東大震災朝鮮人虐殺百年東京同胞追悼会」に出席したことを巡り、韓国内で物議を醸していることは、すでに報じた。(参考記事:「挺対協元事務局長の尹美香議員、朝鮮総連と共同行動」挺対協:韓国挺身隊問題対策協議会)





韓国与党・「国民の力」は「尹美香議員による朝鮮総連行事参加は憲法違反であり、国会法が定める議員としての職務違反だ」として尹美香議員に対する懲戒案を国家倫理特別委員会に提出している。





尹美香議員は今年2月の1審判決では、罰金1500万ウォン(約150万円)の判決が言い渡されている。





北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長であり、麗澤大学特任教授西岡力氏に話を聞いた。





安倍: 尹美香議員は裁判で有罪判決を受けていますよね?





西岡: はい。しかし、かなりの件で無罪になってしまい、微罪で一件だけ有罪だが、罰金刑になっているので、検察も控訴したし、尹議員も控訴して、近く控訴審の判決が出ると聞いています。





安倍: なぜ微罪で済んだのですか?





西岡: 日本に昔、青法協(青年法律家協会)というのがありましたよね。左翼の判事の人たちのグループです。韓国では、ウリ法研究会とか国際人権法研究会とか称する左の人たちの団体があって、そのトップが今、金命洙(キム・ミョンス)という最高裁長官になったんです。





彼らは人事権を持っていて、昔の仲間をどんどん優遇して、いい席につけているところもあって、一般的に判事が左傾化している人が多く、その結果ではないかと思われます。





安倍: 有罪判決は受けているんだけれども、国会議員で居続けることはできるわけですね。





西岡: そうなんです。一般刑事事件で禁固以上の刑が確定すれば執行猶予が付いても議席を失うが、裁判中であればいいわけです。推定無罪ですから。





安倍: この件は係争中ですね。





西岡: そうです。検察に起訴されたのは2020年なんですが、なかなか裁判が進まなかったんです。今年になって判決が出た。本来だったらもっと早く進むはずなのに、書類をたくさん読まなくちゃいけないとか、弁護側が時間稼ぎをしたんですが、裁判所が弁護側の時間稼ぎをそのまま放置していたという環境がありました。(国会議員としての)任期が来年の4月ですから、三審制の結果が出るのと任期が終わるのと、どっちが先かということになっています。特に文在寅政権時代の裁判所は完全に被告の味方をしているような印象でした。





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