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高さ日本一ビル「麻布台ヒルズ」森ビルの都市作りを体現

Japan In-depth / 2023年11月24日 18時20分

高さ日本一ビル「麻布台ヒルズ」森ビルの都市作りを体現




Japan In-depth編集部(西潟瑞葵)





【まとめ】





・11月24日「麻布台ヒルズ」が開業。





・35年前から進めていた大規模開発事業で、六本木ヒルズに匹敵するスケール。





・「Green&Wellness」を体現。





 





森ビルが開発を進めてきた大型複合施設「麻布台ヒルズ」が11月24日に開業。11月20日に開かれたメディア内覧会に取材に行ってきた。以前の記事「日本一超高層タワー「麻布台ヒルズ」11月開業 都市の磁力とは」でも紹介したが、今回はいろいろな施設を見ることができたので、それをリポートする。





麻布台ヒルズは、森JPタワー、2つのレジデンス棟、ガーデンプラザA~D、中央広場で構成される。商業施設は、11月24日に94店舗がオープン。その後順次開業し、エリア全体で計150店舗の展開となる。









▲写真 今後の開業スケジュール 出典:森ビル株式会社









▲写真 タワープラザ ©Japan In-depth編集部









▲写真 ガーデンプラザ商業施設イメージ 出典:森ビル株式会社





・麻布台ヒルズプロジェクト





森ビルの都市再開発の手法はご多聞に漏れず、長い年月をかけ、住民との協議を重ねてまちづくりをおこなうもの。





「麻布台ヒルズプロジェクト」も、1989年の街づくり協議会設立から35年もの時間をかけ、進めてきた。開発前は木造住宅やビルが密集し、建物老朽化も進むなど、防災上の懸念があった地域であり、地区内の道路及び歩行者ネットワーク整備が求められていた。





同区域の総面積は8.1haに及び、2.4haの緑地、1400戸の住戸を備える。六本木ヒルズにも匹敵するスケールとインパクトを持つ街が誕生する。「Green&Wellness」を標ぼうするだけあり、街全体を見渡すと確かに広場の植栽だけでなく、施設の屋上緑化なども多く、「緑」の街という印象を強く抱く。









▲写真 中央広場外観 出典:森ビル株式会社





・多様な都市機能が複合したコンパクトシティ





オフィス、住宅、商業エリアに加えて、アマンの姉妹ブランド「ジャヌ(Janu)」の世界初となるホテル「ジャヌ東京」、都心最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」、「慶應義塾大学予防医療センター」を展開している。東京で働くエクスパッツ(Expats:海外企業の日本支社で働く外国人)の要望に応えたものであり、虎ノ門ヒルズ同様、国際都市東京にふさわしい設備仕様を整えた。









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