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今年は「年越しどん兵衛」でも食べようか笑 年末年始に備えて その5

Japan In-depth / 2023年12月28日 23時0分

「着の身着のまま、小舟で日本にやってきた」





という描かれ方をしていたことから、ネットで「密入国説」が広まったもののようだ。





愚かにも程がある、とはこのことで、そもそも一家は大阪にやってきて、そのまま居住権を得ている。





さらには、アンミカが過去に





「日本は世界の恥」





という発言をしたという、その部分だけが切り取られて、だったら日本から出て行け、みたいな声も沸き起こっている。彼女は高校卒業後パリに移住してモデル活動をしているので、日本でも芸能活動をしているとは言え、今さら出て行くも行かないもないのだが笑。 





またしても「そもそも論」から語らねばならないが、たしかに彼女はそう言ったようだ。『エンタメ知恵袋』というサイトによると、2018年9月25日放送の『バイキング』(フジテレビ系列)の中での発言らしい。





当時、自民党安倍派に属していた(なぜか今もクビになっていない)杉田水脈議員の、





「LGBTは生産性がない」(『新潮45』2018年8月号)などという寄稿が問題視され、番組でも取り上げられたのだが、激怒したアンミカがそう言ったとのこと。今さらながらだが、杉田議員のこの寄稿や、ネットへの一連の差別的な投稿は各方面からの厳しい批判を受け、後に謝罪に追い込まれている。





ただ、こうした発言を肯定する人たちが一定数いることも事実であり、そこまでは行かなくとも、アンミカに対して、なにもそこまで言わなくとも、といったリアクションを示した人は結構いたようだ。





いずれにせよアンミカの発言は、日本という国や日本人一般を貶めるものではまったくないので、日本から出て行け、などと言われる筋合いはあるまいと、私は考える。





さらに言えば、彼女のこうした歯に衣を着せない物言いを、肯定的に見ていた人たちもいたが、もちろん、そうでない人もいた。しかも彼女は、韓国人としてのアイデンティティを大事にしていて、大阪の公立高校の卒業式にチマチョゴリを着て出席したと聞くし、韓国語を習得するために留学までしている。





もう少し冷静と言うか、アンミカではなくCMそのものがヒンシュクを買ったのではないか、と見る向きもある。





このCMは、最近まで吉岡里帆と星野源のコンビが起用されており、とりわけ吉岡里帆の「ゴンぎつね」姿が好評だった。それがいきなり「サイキョウ ドンベー」では、麺を食う以前に面食らうのも無理はない、ということのようだ。





どちらが正鵠を射た見方であるのか、おそらく両方の要素があるのではないかと思われるが、いずれにせよ不買運動とは了見を図りかねる話である。





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