米、試される最高裁の権威
Japan In-depth / 2024年2月14日 11時0分
今週の関心イベントは次の通りだ。
2月13日火曜日 米加外相会談
米、イスラエル、エジプト、カタル諜報機関トップがカイロで会合
2月14日水曜日 WTO、総会開催
ヨルダン国王、カナダ訪問
米主導のウクライナ・国防コンタクトG会合、ブラッセルで開催
トルコ大統領、エジプト訪問
インドネシア、大統領選挙、総選挙
2月15日木曜日 NATO国防大臣会合(ブラッセル)
ブラジル大統領、エジプト訪問(16日まで)
2月16日金曜日 ロシア中央銀行、金利決定
2月17日土曜日 アフリカ連合、首脳会議開催(エチオピア、18日まで)
最後は、いつもの中東・パレスチナ情勢である。
・これまで米・イランはともに直接戦闘を回避してきたが、1月28日の攻撃で米兵が3人も死亡すれば、話は別だ。米軍は「報復」する以外の選択肢がなかったと思う。
・その意味で先週のバグダッドでの米軍無人機による親イラン武装組織司令官の殺害はイランに対する微妙なメッセージが込められている。
・すなわち、「米側はイラン革命防衛隊や親イラン武装勢力の動きを把握しており、今回は意図的に親イラン武装組織の司令官のみピンポイントした」のだ、ということ。
・だから、「今も対イラン直接戦闘は望まない」が、「再び米兵が死ねば、今度はイランに直接攻撃する」というメッセージ。問題はイランに統制力があるかどうかだ。
・ガザ地区ラファでの戦闘激化の可能性が高まっている。ネタニヤフは失うものがない。彼にはラファに立て籠もるハマースの主力部隊を殲滅するしか出口がないのだ。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキャノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真)サウスカロライナ州コンウェイのコースタルカロライナ大学で開催されたGet Out The Vote集会で演説中のドナルド・トランプ氏(2024年2月10日 アメリカ・サウスカロライナ州)
出典)Win McNamee/Getty Images
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
プーチン氏の北朝鮮訪問は「悪の枢軸」結託の象徴 米外交の手詰まりを露呈
産経ニュース / 2024年6月19日 18時7分
-
トランプ氏有罪評決、大統領選への影響は?
Japan In-depth / 2024年6月5日 9時14分
-
NATO諸国、ウクライナ支援の方針転換でプーチンの警告を無視
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月3日 17時40分
-
米最高裁判事、議会襲撃巡る審理外れず 親トランプ疑惑浮上でも
ロイター / 2024年5月30日 15時23分
-
情報BOX:関税引き上げから不法移民送還まで、トランプ氏「2期目」の公約
ロイター / 2024年5月24日 13時51分
ランキング
-
1政府、水道水のPFAS全国調査 汚染の実態確認へ
共同通信 / 2024年6月22日 21時12分
-
2「平和の光の柱」上空に 沖縄慰霊の日前夜祭 遺族らが黙とう
毎日新聞 / 2024年6月22日 20時4分
-
3東・西日本、大雨警戒=中国と北陸が梅雨入り―気象庁
時事通信 / 2024年6月22日 18時22分
-
4電車運転中にスマホ確認 阪神、乗客の指摘で発覚
産経ニュース / 2024年6月22日 22時2分
-
5別人映像を容疑者と報道 テレビ北海道、高校生殺人
共同通信 / 2024年6月23日 8時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)