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民心から遠ざかる金正恩体制

Japan In-depth / 2024年7月19日 11時56分

-後継者として見るか


「個人的には難しいと思う。絶対権威、絶対崇拝を受けるには神秘性がなければならない。今のように露出させるだけ露出させて、なんの神秘さがあり、崇拝感があるのか​​。


- 北から女性指導者が出ることができるか。


「2012年、韓国大統領選挙で朴槿恵大統領が当選したでしょう。金正恩がそれを見て大変な衝撃を受けた。その時、金正恩が金平海党幹部部長兼担当書記に、私たちも女性を大々的に使ってこそ、国際社会で正常な国家になれるとの趣旨の話をした」。


-核ミサイル実験をどう見るか


「初期には核・ミサイル実験成功の発表が出れば誇りや自負心のようなものを感じた。しかし核・ミサイルに膨大な資金が投下されていると知った瞬間から人々は拒否感を感じ始めた。金正恩政権は、米国の侵略に備えているという虚の名分で核ミサイル開発に数億万の金を使い果たした。国の経済を荒廃させ、2500万国民を現代版奴隷に転落させた。高齢者は「日帝の時もこんなに大変ではなかった」と話した。こんなに大変で生きていけない制度を私たちが守って何をするのか。政権も民心がすでに自分たちから離れていると、あまりにもよく知っているので恐怖政治の度数を高めるのだ」


-金与正名で談話を出しているが


「金与正は名前を貸しているだけだろう。ある面で金与正もとても寂しい(人間だ)。自分の名前を、全世界が非難し指弾する汚物風船ごときを合理化するのに使われるのだから。金与正の地位とパワーがどうであろうとNO.2、NO.3とか言うのは全て嘘だ。北朝鮮社会は唯一統治だ。 「最高尊厳」以外はすべて奴隷に過ぎない。金与正の名前で出てくる談話でも党に課題を与えて企画する。方針を受ける前には金与正もその文書を見ることができない」。                          


-多くの脱北民が脱北動機に「子ども」を挙げるが


「外交官の子どもたちは、海外で生活総括(相互・自我批判)や学習(思想教育)に参加している。しかし、ほとんどの時間を地元の子供たちのように生活する。発言や装いに気をつけたり、他人の気づきを見なくてもいいし(北朝鮮にいる時のように)行事や無報酬労働に動員されるストレスがないので、子供たちがすくすくと育つ。そんな姿を見ていると、『子供たちを再び北朝鮮に住まわせるのが親としてやるべきことか』という悩みに突き当らざるを得ない」。


-子供たちがすくすく育つとはどういう意味か


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