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トランプ狙撃事件をどう読むか 2つの教示

Japan In-depth / 2024年7月23日 11時0分

 


だがトランプ氏は異例の強さを明示した。その光景は後の歴史のシンボルとなることが確実な公表写真の図のとおりだった。その言動がトランプ氏への支持を共和党層だけでなく一般国民の間で高めることの予兆はすでにある。


 


 前回、狙撃を受けたレーガン大統領はその直後から支持率を大幅に高めた。トランプ氏と同様に九死に一生を得たレーガン氏は重傷からの回復でも、強く、明るく対処した結果だった。レーガン氏はその結果、当初の「カウボーイ大統領」とか「三流映画俳優の政治ごっこ」という民主党側の酷評をあっというまに霧消させ、アメリカ史上でも最も超党派の人気の高い大統領へと成長していった。


 


 もちろんトランプ氏がレーガン氏のそんな軌跡を同じようにたどるとはいえない。だがトランプ氏が狙撃という非常事態に直面して、意外なほどの強靭さ、果敢さを発揮した事実は、単なる人間の強さという次元でみても、賞賛されることになろう。


 


*この記事は日本戦略研究フォーラムに掲載された古森義久氏の寄稿論文の転載です。


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