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日中関係の再考 その10(最終回) 厳しい現実への覚悟を

Japan In-depth / 2024年8月29日 11時0分

この豪華な塑像群から浮かんでくるのは、日本を敵視し、その日本を撃破して、中国人民を解放したのは中国共産党であり、その歴史は決して忘れない、という国家的な決意である。ちなみにこの塑像公園は開設から24年が過ぎた現在もその巨大な陳列を誇示し、日本の中国大使館の中国観光案内サイトでも大々的に宣伝されている。





私自身は長年の日中両国の折衝を考察した結果、これからの中期、長期の両国関係の展望を思う際には、どうしてもこの塑像公園の光景が照らし出す中国側の日本への認識の基盤を想起してしまう。その結果、さらに思うことは中国への対処は日本の国運を賭けての対立や対決を恐れない覚悟が欠かせない、という総括である。





(終わり。その1、その2、その3、その4、その5、その6、その7、その8、その9)





トップ写真:清明節に南京大虐殺犠牲者記念館で犠牲者を悼む人々。清明節は中国暦の4月5日で祖先や亡くなった人々を悼む(2015年3月28日中国江蘇省南京)出典:VCG/VCG via Getty Images




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