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【自民党総裁選挙】4 高市早苗氏「政策分析」と「人事評価」

Japan In-depth / 2024年9月23日 23時0分

特徴は第一に、まさに国家主義の保守派であること。国の究極の使命は「国民の皆様の生命と財産」「領土・領海・領空・資源」「国家の主権と名誉」を守り抜くということだそう。様々な政策が提案されているが、国家主義・安全保障という土台となり、「強く豊かに」という価値観を軸に論理的につながっている。経済政策についてさえ安全保障との繋がりが強調されている。





・天皇陛下の「権威と正統性」の源であり、国家の安定感と国民の誇りを支え続ける「皇統」をお守り申し上げるため、『皇室典範』の早期改正を目指します。

・ウイグル・チベット・モンゴル民族・香港など中国の人権を巡る諸問題、経済的・軍事的威圧について、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めます。

・台湾のTPP加盟申請を歓迎し、WHO総会へのオブザーバー参加を応援します。

・昨今の情報戦では、偽情報やサイバープロパガンダによる認知領域への攻撃が重大な脅威となっています。私達を守るための法制度整備とともに、偽情報を検知・分析・評価する技術の開発を促進します。

・技術革新、安全保障環境や社会生活の変化など、時代の要請に応えられる「日本人の手による新しい日本国憲法」を制定するために、力を尽くします。

【出典】高市さん政策





第二に、専門性の高さ。科学技術について相当詳しい、官僚顔負けの勉強の努力の結果が見える。科学者出身ですか?と思うくらい、科学技術の知見が深い。核融合炉をいち早く主張し核融合エネルギー開発推進を進めてきた実績があるように、「技術が大事だ」という信念が色濃く反映されている。技術に詳しいからか、未来への投資についても詳しく提示している。プログラミングについても大学で学んだこともあるそうで、DX、AIなどへの言及が多い。





・次世代太陽電池の筆頭として研究されている「ペロブスカイト太陽電池」の新素材としては、シリコン太陽電池の100分の1の厚さの新素材が発見されました。建物壁面や窓への適用の事業化を応援します。

・全固体蓄電池、産業用機械・ロボット、積層造形技術、マテリアル、電磁波、電子顕微鏡、核磁気共鳴装置、超電導、宇宙(スペースデブリ除去・軌道上サービス・測位衛星・SAR衛星・ロケット等)、コンテンツ関連を含むクリエイティブ産業などの分野につき、更なる国際競争力強化と人材育成に資する戦略的支援を行います。

・メモリセントリックや蓄電池リサイクル等の技術開発も、促進します。

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