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デジタル庁に提案!自治体情報システム標準化をリスケしよう!【日本経済をターンアラウンドする!】その27

Japan In-depth / 2024年10月11日 16時36分

そもそも「システム移行」という業務はとても大変である。筆者はある企業の1つの情報システムの移行をするにあたって、本当に大変だった。さらに今回は「標準仕様書」が幾度もの改版を続けられてきたことも、開発の遅れにつながっている。一度に一気にシステム開発・調整・テストやるので各ベンダーは人手不足で開発が遅れてしまっている。地方自治体では各システム(1自治体あたり15~20システム)の導入・移行が一気に集中する負担をデジタル庁は理解しているのか。期限まであまりに時間がなさすぎて、自治体職員の疲弊は相当のものである。


平新大臣に望む


一部では「デスマーチ(死の行進)」とまで言われている「自治体情報システムの標準化」。


この問題を解決するには、予算増と期限延期が必要だ。平大臣には、まずはデジタル庁の部下に早急に指示を出して欲しい。デジタル庁職員は、自治体現場を丁寧に聞いたうえで、事情を踏まえて、理想と現実のギャップを明確にすることに注力し、徹底的な現状把握をすべきだろう。総選挙後になると思うが、平大臣には、大胆な意思決定をしてもらいたい。


トップ写真:インタラクティブな透明で光るパネルとデータに囲まれた人々のデジタル生成イメージ。(2024年10月11日)


出典:Photo by Andriy Onufriyenko/Getty Images


 


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