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ニューヨーク・ヤンキースは15年ぶり世界一奪還ならずか ジンクス「松井秀喜の呪い」

Japan In-depth / 2024年10月28日 10時7分

クリーブランド・ガーディアンズは1915年から「インディアンズ」の呼称を使用。46年に「ワフー酋長」のキャラクター・デザインを採用すると、その恩恵からか48年には1920年以来2度目の世界一制覇を果たした。しかし51年にこのキャラクター・デザインを変更すると、2021年にガーディアンズに名称変更するまで、WSに見放され続けた。これを「インディアンの呪い」「ワフー酋長の呪い」と呼ぶ。ガーディアンズは今季もヤンキースに阻まれWS進出ならず、呪いは75年間継続中だ。


 





CHICAGO, IL - JUNE 11: A detail view of the "Chief Wahoo" Cleveland Indians logo on the uniform of Michael Brantley #23 during the game against the Chicago White Sox at Guaranteed Rate Field on June 11, 2018 in Chicago, Illinois. (Photo by Dylan Buell/Getty Images)



写真:インディアンズのワフー酋長(2018年6月11日、シカゴ)


出典:Photo by Dylan Buell/Getty Images


 


■ ワールドシリーズMVP男と契約更改せず


世界一27度を誇るニューヨーク・ヤンキースは他球団が抱えるこうした「呪い」とは無縁のはずだ。しかし、ヤンキースは現在「松井秀喜の呪い」に縛られている。


ヤンキースは創設の1903年よりWS初制覇の23年まで20年間を費やした。しかし以降、コンスタントに世界一を成し遂げ、王座戴冠のないブランクは1978年から96年までの18年が最長。2番目に長いブランクが、62年から77年までの15年となっている。ヤンキースは前回、2009年に松井秀喜さんの大車輪による活躍でWSを制覇。松井さんは日本人として初めてWSのMVPを獲得、日本のファンにとって、まだ記憶に新しい偉業だろう。09年のWS、松井さんは、打率.615とシリーズ歴代最高打率を誇った。ナ・リーグ優勝決定戦でMVPに輝いたドジャースのトミー・エドマンの打率が.407ゆえ、いかに当たっていたかわかるだろう。これは13年、打率.688でやはりWS MVPとなったデイビッド・オルティースさん(レッドソックス)に破られたものの現在も2位につける異次元の打棒だった。


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