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すすきの、夜だけじゃない!商業施設開業で昼夜問わず賑わう街に

Japan In-depth / 2024年11月29日 7時0分

すすきの、夜だけじゃない!商業施設開業で昼夜問わず賑わう街に




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





【まとめ】





・ココノススキノなど複合商業施設の開業により、すすきのは昼も楽しめる街へと変貌。





・学生からビジネスパーソン、ファミリー層まで、幅広い層が利用できる点が地元の人に評価された。





・札幌駅から大通り、すすきの、中島公園まで南北のにぎわいの軸に市も期待を寄せる。





 





「すすきの」と言ったら知らない人はいないくらい有名な札幌の歓楽街。夜の街のイメージが強いが、そのすすきのが大きく変貌を遂げている。どう変わったのか?





きっかけは相次ぐ大規模複合商業施設の開業だ。





まず2023年7月に、「モユクサッポロ」がグランドオープンした。モユクサッポロが建てられた場所は、かつて札幌で親しまれていたが2011年に閉店した百貨店「サンデパート」の跡地。単なる商業施設にとどまらず、都市型水族館「AOAO SAPPORO」を擁するなど、地域に根ざした複合的なエンターテイメント空間として、札幌の街に新しい活気を与えた。









▲写真 モユクサッポロⒸJapan In-depth編集部





そして、2023年11月に開業したのが東急不動産が運営する複合型商業施設「ココノ ススキノ」だ。すすきのの入り口、ニッカウヰスキーのマスコットキャラクター「ヒゲのおじさん」の看板がかかったビルの対面にオープンした。





「ココノススキノ」ができた場所も、以前、札幌市民に親しまれていた複合商業施設「ラフィラ」の跡地だ。2020年5月に閉館していた。





映画館、ホテル、飲食店、ショップ、ゲームセンター、スーパーなどが集積している。中に入ってみると、平日の午後にもかかわらず、学生やビジネスパーソン、中高年層、子連れの女性、カップル、インバウンドの旅行者ら、あらゆる層の人が思い思いに時間を過ごしていた。





学生は宿題をやったり、メイクを楽しんだりしているし、ビジネスパーソンはなにやら資料の作成に勤しんでいる。中高年層はランチに舌鼓、アルコールをたしなむ人も。外国人旅行客はフードコートに陣取り、食事を楽しんでいた。地下のスーパーは子連れの女性で賑わっていた。なにせ、地下鉄南北線すすきの駅直結という便利さだ。ビジネスパーソンが帰宅途中にちょっと買い物、というニーズにも応えられる。









▲写真 ココノススキノのレストランフロア 明るく入りやすい店構えが特徴的。ⒸJapan In-depth編集部









▲写真 ココノススキノ 地下のスーパーⒸJapan In-depth編集部





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