「安野氏のAIプロジェクト、応募を指示した」国民民主党榛葉賀津也幹事長
Japan In-depth / 2025年1月21日 21時14分
今月24日から国会が始まる。もしも123万円から壁が動かなかった場合、予算案には「賛成できない」と主張した。
■ 石丸新党「再生の道」
前安芸高田市長石丸伸二氏は今月15日、都内で会見を開き、ことし夏行われる都議会議員選挙に向けて、みずからが代表を務める地域政党「再生の道」を立ち上げた。この石丸新党について安倍編集長は、政治に出たい人のプラットフォームとして機能し、従来の政党とは概念が違うと評価した。
榛葉幹事長は、「それも含めて石丸さんらしいかもしれないですね。既存の政治のあり方に常に一石を投じ続けてきたのが石丸さんだ。私のような古い政治家からすると、やはり政治集団なら理念があり、柱があり、同じ方向でと考える。こうして新しい政治スタイルが出てくるのはワクワクするね」と評価した。
■ デジタル民主主義2030
そして今、注目されているのがデジタル民主主義である。2024年都知事選で15万票を獲得した現役AIエンジニアの安野貴博氏は16日の会見で「デジタル民主主義2030プロジェクト」を発表した。
プロジェクトではAIを活用し、民意を収集、可視化するプラットフォームを構築する。この「民意の見える化」作業を「ブロードリスニング」と呼ぶのだが、榛葉氏は「みんなが(一度に10人の話を聞くことが出来ると言われた)聖徳太子になれる(仕組み)」と称し、評価した。
また榛葉氏は、「(会見を見たが)しびれましたね。すぐに伊藤孝恵参議院議員に参入するよう指示した。これこそAIの正しい使い方ですね。今までは目の前の声の大きい人やインフルエンサーに耳を傾けがちだった。しかし目の前にはない声、隠れた声、声なき声、これらを集約できるのというは民主主義の救世主ですね」と同プロジェクトを絶賛した。
しかし、AIが出した結論が組合の利害と対立することもありうるのでは、との安倍編集長の指摘に対し榛葉氏は、「組合の幹部と現場にいる一人一人の組合員との間に乖離があるかもしれない。そういった民意を可視化することはとても大事で、これもチャレンジングでワクワクする」と前向きに捉えた。
最後に石丸氏、安野氏の新たな取り組みを改めて評価し、石丸氏の提案を聞く可能性について問うと「もちろんある」と答えた。
■ 参院選
続いて、議題は参院選へと移った。自民党はたったのマイナス18議席で過半数割れし、少数与党になってしまう。これに対し、榛葉氏は「与党は緊張感が無い」と指摘。「自民党はまだ圧倒的過半数をもっているような雰囲気」があり、政倫審も未だに終わってないという。
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