【海外発!Breaking News】チョコやポテチしか食べられなかった8歳少年 催眠療法で野菜や果物が食べられるように 『1-2-3アプローチ』とは?(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2023年10月26日 20時55分
イギリスに住む8歳の少年は、ほとんどの食べ物に拒絶反応を見せ、チョコレートやポテトチップスなど非常に限られた物しか食べることができなかった。他の食べ物を食べさせようとすると体調不良を起こし、食べ物の匂いも受け付けず、見ることさえもできなかった。困り果てた母親が藁にもすがる思いで催眠療法を試してみたところ、それまでのことが嘘のように少年はすぐに野菜などを食べられるようになったと、英ニュースメディア『WalesOnline』などが伝えている。テックインサイト編集部では、催眠療法を行った認知行動療法士に取材を行い、治療の秘密に迫った。
英サフォーク州イプスウィッチ市に住むロッコ・オブライエン君(Rocco O'Brien、8)の食べ物に対する拒否反応は、離乳食を開始した頃から始まった。
「ロッコは何を食べても吐き気をもよおしてしまうのです」と話す母親のハイジ・オブライエンさん(Heidi O’Brien、45)は、息子のロッコ君が生後4か月と少し早い時期から卒乳を試み、少しずつ離乳食を与え始めたという。しかしロッコ君は食べ物を欲しがらず、食べると体調不良をきたすようになった。また、ロッコ君は食べ物の匂いや、見ることも受け付けず、一緒にレストランへ行くこともできなかった。
「パスタを食べさせようと思って、ロッコの手にパスタを握らせたことがあったのですが、まるでクモを掴んでしまったかのように悲鳴をあげたのです。半年ほど前にはチキンナゲットを握っただけなのに、泣き出してしまいました。」
ハイジさんによるとロッコ君は自閉症であり、最初はクラッカーやビスケットなどベージュ色のものだけを口にしていたそうだ。しかし、次第にそれらを食べることはなくなり、チョコレートブランド“キャドバリー(Cadbury)”の板チョコや、チョコレート味のシリアル“ココポップス(Coco Pops)”、チョコレート風味のスプレッド“ヌテラ(Nutella)”、そして“プリングルズ(Pringles)”のポテトチップスを食べるようになった。
ロッコ君の食べ物に対する異常な拒否反応は、“感覚情報処理障害”が原因であるとハイジさんは説明する。
「ロッコはとても敏感で、全ての感覚が刺激されているように感じるのです。食べ物に触れることを怖がるので、哺乳瓶でミルクを飲むことしかできませんでした。6歳になる頃にはやめさせましたけどね。」
この記事に関連するニュース
-
女性の認知機能障害のリスクを6%低減!?、脳の健康を守る「MINDダイエット」とは
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月28日 18時19分
-
足りないと女子力が下がる、不足が深刻な栄養素 子ども、孫の代まで影響する栄養不足の怖さ
東洋経済オンライン / 2024年11月28日 9時0分
-
加工食品ばかり食べる人は要注意…赤身肉が大好物な人に知ってほしい理想的な食事の鉄則
集英社オンライン / 2024年11月16日 11時0分
-
浜辺美波&赤楚衛二&佐野勇斗&山下美月、“ニノさんファミリー”と遊びつくす 赤楚は催眠術に挑戦
ORICON NEWS / 2024年11月15日 7時0分
-
50万円のダブルベッドより8000円のシングル2台がいい…睡眠の質を高める「正しいベッドの選び方」
プレジデントオンライン / 2024年10月31日 18時15分
ランキング
-
1日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
2「高齢で廃業」店内に放置された犬19匹、ふん尿にまみれ…荒稼ぎしたブリーダー業の末路に「胸が痛い」
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時50分
-
3ホコリが積もると火事に…コンセント周辺の掃除をサボると危険! 確認すべき5つのポイント
オトナンサー / 2024年11月28日 20時10分
-
4「俺、無精子症だから」と避妊してくれない彼。生理が来ないことを告げると“まさかの反応”
女子SPA! / 2024年11月28日 15時47分
-
5年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください