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【海外発!Breaking News】オムツだけで行方不明の3歳男児 警察犬が森の中で発見し、捜索隊から歓声(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月7日 20時55分

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米ミシガン州ヴァンビューレン郡で今月4日、オムツをつけただけの3歳男児が行方不明になり、同郡保安官事務所らが捜索を開始した。男児は通報から約1時間後、捜索隊の見事なチームワークで発見されており、非番にもかかわらず捜索に参加した警察犬の活躍に注目が集まった。米ニュースメディア『Fox 59』などが伝えた。

ミシガン州ヴァンビューレン郡サウスヘブンで4日午後4時頃、オムツをつけただけの3歳男児が行方不明になり、同郡保安官事務所(VBCS)らによる捜索が開始された。家族が男児を最後に見たのは通報の30分前のことで、男児は玄関側の窓の網戸を自分で開け、外に這い出していたという。

捜索は空と陸から行われ、現場近くにはすぐさまドローンが放たれた。またVBCSとミシガン州警察署のK9(警察犬)ユニットらも駆けつけ、無線で連絡を取り合った。

そんななか、その日非番だったにもかかわらず捜査に参加したのは、VBCSの警察犬“クノ(Kuno)”とハンドラーのカルフーン保安官代理(Deputy Calhoun)で、男児のニオイを追って森に入ると、クノが泥の中に小さな足跡を発見した。

こうして森の中で男児の追跡が始まり、午後5時頃、まずドローンが男児を発見。時を同じくしてクノも男児を見つけ出した。自宅から約400メートルの地点で、男児は軽傷を負っていたものの無事だった。

当時のボディカメラの映像では、息を切らした別の保安官代理が、オムツ姿の男児のそばに駆け寄っていくのが見て取れる。そして保安官代理が「ヘイ! バディ」と声をかけると、男児は「ママ…」と母親を求めて泣きじゃくり、クノとカルフーン保安官代理はその様子をホッとして見つめているようであった。



男児が無事発見されたことを受け、捜索隊からは歓声が上がったそうで、VBCSの保安官ダニエル・アボット氏(Daniel Abbott)は「男児はその後、両親のもとに引き渡された」と明かすと、次のように語った。

「男児は池と湖に挟まれた細長い土地の森を通り抜け、広い水域から約45メートルのところで発見された。もし3、4、5分でも発見が遅れ、池の中にでも迷いこんでいたら全く違う結果になっただろうね。」

実はクノとカルフーン保安官代理が行方不明の子供を発見したのはこれが5度目となり、アボット保安官は「私はこの仕事を続けて32年になるけど、1頭の警察犬が複数の子供たちを見つけ出したというのは聞いたことがない」と目を丸くし、ペアの奮闘を称えた。

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