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【海外発!Breaking News】エンジンをかけたまま停車していたトラックにはねられ2歳女児死亡、運転席には3歳児(米)

TechinsightJapan / 2024年3月21日 6時43分

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米カリフォルニア州のガソリンスタンドで16日、2歳女児がエンジンをかけたまま停車していたピックアップトラックにはねられて死亡した。トラックの所有者の男性は当時、店内で支払いを済ませており、運転席には3歳児が座っていたという。悲劇の事故を米ニュースメディア『CBS News』などが伝えた。

カリフォルニア州サクラメント郊外ウッドランドのガソリンスタンドで16日午後3時45分頃、アイラーニ・サンチェス・マルティネスちゃん(Ailahni Sanchez Martinez、2)がピックアップトラックにはねられて死亡した。

トラックの所有者である男性は当時、エンジンをかけたままガソリン計量機前に停車し、後部座席のチャイルドシートに3歳の子供を残して、店内で支払いを済ませていた。

ウッドランド警察によると事故発生時、トラックの運転席には3歳児が座っており、父親が店内にいる間に後部座席から運転席に移動したようだという。

そしてトラックは3歳児が運転席に座った状態で前進し、ガソリンスタンド隅のメキシコ料理の屋台そばにいたアイラーニちゃんに向かって突進した。

アイラーニちゃんの両親は当時、屋台の準備中だったそうで、父サンドロさん(Sandro)は事故発生時の様子についてこのように語った。

「娘は屋台近くのテーブルに一人で座り、タコスを食べていた。すると突然悲鳴が聞こえ、トラックが娘に向かって突っ込むのが見えて駆け寄った。」

「そうしてトラックのドアを開け、ブレーキをかけた。その時はトラックを止めることができると思ったが、すでに手遅れだった。全てが1分以内に起き、娘は逝ってしまった。」



アイラーニちゃんは家族によって搬送された病院で死亡が確認されており、ウッドランド警察は「現場に到着した際、トラックの運転席には3歳児が座っていた。またトラックのシフトはドライブ(D)に入ったままだった」と公表した。さらに「事故の関係者全員が捜査に協力している」として、トラックの所有者である父親に関しては「刑事上の過失の可能性があるものの、逮捕には至っていない」と伝えた。

しかしながらサンドロさんは、「父親は3歳の子供を乗せたままエンジンをかけっぱなしにして放置しており、これは正しいことではない。私たちは他の誰かのせいで娘を失ったのだ」と憤りを露わにし、「正義を求める」と涙ながらに訴えた。



6歳と7歳の兄がいるアイラーニちゃんは来月29日が3歳の誕生日で、家族は誕生日会を予定していた。それが一転し、葬儀の準備に追われることになり、アイラーニちゃんの叔母は葬儀代などのためクラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを開設している。また事故現場には追悼のメモリアルが設置され、キャンドルや花などが飾られている。

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