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【海外発!Breaking News】骨と皮だけの状態だった保護犬、1年後に驚くべき変貌を遂げる(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年4月3日 20時55分

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イギリスで1年前、かろうじて命を繋いでいるような骨と皮だけの状態だった犬が保護されたが、現在は見違えるように元気で美しい犬に生まれ変わった。犬の信じられないほどの変貌は、保護に関わった人たちも感慨深いものがあるようだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

英サウス・ヨークシャー、バーンズリーの街中で昨年4月、街灯に繋がれた犬がいた。長い間、食べ物を口にすることができなかったのか、犬は骨と皮だけの状態で皮膚病により被毛が抜け落ちて皮膚が剥き出しになっていた。警察が保護した当時、犬は寒さに凍えていて瀕死の状態だったといい、このような残酷な扱いをした飼い主は結局見つからなかったという。

ラーチャーのミックスと見られるこのオス犬は、すぐに「英国動物虐待防止協会(RSPCA)」によって獣医のもとへ運ばれた。犬は尻尾の骨が折れており、治療されずに放置された皮膚病により全身の98パーセントの被毛が抜けており、ほとんど身動きすることもできないほど衰弱していた。獣医は犬のあまりにも弱り果てた姿に、「助からないだろう」と思っていたそうだ。

RSPCAの検査官のベン・コトル=ショウさん(Ben Cottle-Shaw)は、「これまで保護した中で最も衰弱した犬」と明かし、次のように語った。

「初めて見た時は、本当にショックでした。私がこれまで目にした犬の中で最も痩せていて、その上ひどい皮膚病に侵されてました。治療もされないままで、痒くて常に引っ掻いていたため、ほぼ全部と言っていいほど被毛が抜けてなくなっていたのです。」

「犬の目の表情は、心に傷を負って気持ちを閉ざし、まるで人生を諦めているかのように見えました。その姿を見るのは耐えられないほど辛いものがありました。私は犬を治療のために獣医のところへ急いで連れて行こうとしましたが、着く前に命が尽きるのではないかと心配でした。」

「ですが、一旦獣医のところに到着すると、飢えていてダニによって苦しんでいるにもかかわらず、とても素直に診察を受けていました。」



犬は獣医のもとで緊急治療を受けた後、ダラム州で保護された猫、犬、馬の世話を行う「RSPCA Felledge Animal and Equine Centre」へ移送された。そこで犬は“ルカ(Luca)”と名付けられ、皮膚病の治療などを受け、目覚ましい回復を遂げていった。

保護されてから1年後、ルカの体重は標準値まで増えて体全体が美しい被毛で覆われた。そして現在のルカは、新しい飼い主であるデイヴィッド・ヘイガンさん(David Hagan、67)と彼の妻ジリアンさん(Gillian)のもとで幸せに暮らしている。

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