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【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、曾祖母の遺産をウィリアム皇太子より多く相続した理由とは

TechinsightJapan / 2024年4月3日 9時39分

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ヘンリー王子とウィリアム王子(当時)がクイーンマザーの遺産を相続した際、ヘンリー王子は兄よりも多くの相続額を受け取った。生前のクイーンマザーは孫やひ孫達のために多額の資金を信託財産として預けており、2002年の崩御後は2人の王子にも多額の遺産が相続されたが、ヘンリー王子が兄よりも多く受け取ったのは、ある理由があったという。

エリザベス女王の母エリザベス皇太后(クイーンマザー)は2002年3月30日、英ウィンザーにあるロイヤル・ロッジで安らかに息を引き取った。101歳だった。

クイーンマザーはおよそ7000万ポンド(現在のレートで約133億4000万円)と推定される財産を残したが、それらには娘エリザベス女王に相続された貴重な資産などが含まれていた。

生前のクイーンマザーは、孫やひ孫達の将来のため、多額の資金を信託財産として預けていた。そのため崩御後には、ウィリアム王子(以下、当時)とヘンリー王子が1400万ポンド(約26億7000万円)を相続した。兄弟はこの額を分担することになったが、ヘンリー王子には兄よりも多額の相続金が与えられたという。



兄弟の相続配分が異なる背景には、王室に代々伝わる相続の仕組みや、2人の将来の経済的見通しが考慮されるそうだ。

エリザベス女王が崩御すると、長男チャールズ皇太子(当時)が国王に即位し、彼の長男ウィリアム王子が皇太子(ウェールズ公)の地位を引き継ぐ。皇太子は王位継承者として、広大な土地、コーンウォール公領(Duchy of Cornwall)を相続する権利がある。

代々君主の長男によって引き継がれてきたコーンウォール公領は、土地と不動産、投資をまとめたもので、すべての資産は10億ポンド(約1900億円)以上になると言われ、王位継承者に収入をもたらしている。

しかし王位継承順位が低く“スペア”であるヘンリー王子は、このような財産を相続することはない。そのことがクイーンマザーの遺産相続分与に影響を与えたと、英メディア『The Mirror』が伝えている。

ダイアナ妃は1997年に事故死した後、2人の息子であるウィリアム王子とヘンリー王子に多額の財産を残した。

当初、兄弟には1300万ポンド弱(約24億8000万円)が割り当てられたが、相続税が引かれた後、850万ポンド(約16億2000万円)に減額された。

しかしこの相続額は、王室アドバイザー達が監視する賢明な投資により、数年間で2000万ポンド(約38億1000万円)以上に膨れ上がった。ウィリアム王子とヘンリー王子は、20代になってからこれらの資金の利用権を得た。

ヘンリー王子とメーガン妃は2020年に王室離脱し、米カリフォルニア州にある高級住宅地モンテシートに豪邸を購入した。その後、夫妻は経済的自立を目指してNetflixなどと巨額の契約を結んだ。

英メディア『Express.co.uk』によると現在、ヘンリー王子の純資産額は4800万ポンド(約91億5000万円)と推定されており、メーガン妃も同様の額と考えられているという。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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