【海外発!Breaking News】15日間行方不明だった犬、崖の途中にしがみつくようにして生き延び無事救出(アイルランド)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年9月4日 14時52分
ドイツからアイルランドに犬連れで旅行に来ていた家族が、付近を散策中に犬を見失ってしまった。必死に捜すも犬の姿は見当たらず時間だけが過ぎ、このままでは犬を残したまま家族はドイツに帰国せざるを得なかった。ところが15日後、犬は奇跡的にも崖の途中で発見され無事に救出された。英ニュースメディア『The Daily Record』が伝えている。
ドイツ在住のサラ・レシーノス・ラルダさん(Sarah Recinos Ralda)一家と愛犬“マリ(Mali)”との再会が多く人々の心を温めている。サラさんたちは休暇で1か月ほどアイルランドに滞在していたところ、ドニゴール州にあるアランモア島で現地時間の8月16日にマリが行方不明になってしまった。
その日は天候も良く、サラさんはバーニーズ・マウンテン・ドッグのマリを連れて沿岸を散歩していた。ところがマリは、何かの匂いを嗅ぎつけて突然走り去ってしまったという。サラさんは英国放送協会『BBC』の取材に対して「ウサギだったと思います。彼女はリードを力一杯に引っ張って島の陸地に向かって突進し、いなくなってしまいました」と語った。
サラさんはすぐにマリに戻るよう呼びかけたが、強風のため彼女の声はかき消されてしまいマリの耳には届かなかったようだ。すぐに家族総出でマリを捜したが結局その日は見つけられず、そのまま宿泊施設に戻ってマリの捜索に協力してもらうよう呼びかけた。サラさんは当時をこのように振り返った。
「私たちは宿泊場所に戻ったのですが、マリのいない夜はとても憂鬱で不安な気分でした。なんだかマリを置き去りにして来てしまったようで…。無力感と絶望感でいっぱいでした。」
サラさんによると地元の住民たちは非常に協力的で、マリの捜索に時間や労力を惜しむことがなく島の険しい崖を調べるためにドローンを使った捜索なども行った。しかしマリを見つけることは出来ず、何の進展もないまま時間だけが過ぎ、サラさんたちはこのままマリを島に残したままドイツに帰国しなければならないのではないかと絶望感に襲われていた。
ところが、マリが行方不明になってから15日後の31日に事態は好転した。観光客のためにチャーター船を提供する「ノース・ウエスト・チャーターズ(North West Charters)」のマイケル・ボイルさん(Michael Boyle)とジョン・ポール・バスキンさん(John Paul Baskin)が夕方に船で島を周遊していたときに、遠くから犬の鳴き声が聞こえた。
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