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【海外発!Breaking News】「一度だけ贅沢できるなら何が買いたい?」質問に答えた高校清掃員、生徒から“夢の車”を贈られ泣き崩れる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年10月4日 20時55分

【海外発!Breaking News】「一度だけ贅沢できるなら何が買いたい?」質問に答えた高校清掃員、生徒から“夢の車”を贈られ泣き崩れる(米)<動画あり>

「もし一度だけ贅沢できるとしたら、何が買いたい?」―米バージニア州ビエナにある高校の清掃員の男性は数か月前、生徒からのそんな質問に「一生手に入れることはできないだろう」と思っていた夢の車の名前を挙げた。そして9月初め、男性は生徒たちからサプライズプレゼントを受け取って、思わず泣き崩れた。男性の夢を叶えた生徒たちの心温まるストーリーを、米ニュースメディア『CBS News』などが伝えた。

先月9日、ジェームズ・マディソン高校で清掃員として働くフランシス・アプラクさん(Francis Apraku)は、生徒たちから贈られた誕生日プレゼントを見て、言葉を失った。

それはフランシスさんがずっと夢見ていた車「ジープ・ラングラー」で、生徒たちが大好きなフランシスさんのために寄付を募って、サプライズで購入したものだった。

このサプライズのきっかけは、同高校2年生のフットボールチームのメンバーがフランシスさんに「もし一度だけ贅沢できるとしたら、何が買いたい?」と質問したところ、「なぜそんなことを質問するんだい? 私が心から望んでいるのはジープ・ラングラーだよ。そのために一生懸命働いているんだ」と答えたことだった。

実はフランシスさんは数年前にアメリカにやって来た移民で、故郷ガーナにいる親戚に定期的に仕送りをしている。そのためジープ・ラングラーを所有することは夢のような話だった。

そこでチームのメンバーは、今年5月16日にクラウドファンディングプラットフォーム「GoFundMe」に専用ページを設置し、フランシスさんについて次のように説明して、寄付を募った。

「僕たちがフランシスさんに出会って以来、彼はとても優しくてフレンドリーに接してくれている。それに時には僕たちのために祈りを捧げてくれるんだ…。だから自分たちが卒業するまでに、どうにかジープ・ラングラーを贈りたい。どんな寄付でも嬉しく思う!」

なおフットボールチームのメンバーたちは、ウエイトトレーニングルームの外のチャットルームでフランシスさんと何気なく会話を交わすことで親しくなり、いつしかお互いを思いやる気持ちが芽生えたそうで、「彼は本当にいい人だ」と語った。チームのメンバーのべネット・ハイブシュマンさん(Bennett Hibshman)は、「フランシスさんは僕らに嫌なことがあった日には、いつも最初に『大丈夫?』と声をかけてくれる人。そしてそのうち、『彼のために何か素敵なことをしよう。それも誰もしないようなことをね』という話になった」と明かしていた。

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