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【エンタがビタミン♪】内村光良、ムロツヨシとの初共演映画『ピーナッツ』に「俺、あんまり覚えてない」

TechinsightJapan / 2016年10月30日 20時30分

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映画『金メダル男』でも一緒に仕事をしている内村光良とムロツヨシ。“縁が深い”という2人がバラエティ番組『王様のブランチ』に出演した。そのなかでムロツヨシが初めて出演した内村監督作品を振り返ることとなるが、当の内村が彼の登場するシーンを「認識していない」と明かす。

10月29日放送の『王様のブランチ』(TBS系)で“買い物の達人”コーナーに登場した2人は内村光良が1964年、ムロツヨシが1976年生まれと10歳以上の差がある。1977年、中学生だった内村は地元熊本の映画館で『がんばれ!ベアーズ』と『アドベンチャー・ファミリー』の2本立てを見て感銘を受け、漠然ながら「映画を作りたい」と思ったという。

高校時代に自主製作映画で「空を飛ぶことを夢見る少年の物語」を作るほどになった彼は、卒業すると横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)演劇科に入学、同じクラスだった南原清隆、出川哲朗と出会い、後にお笑い界へ進むこととなる。ただ、映画監督の夢は持ち続けており2006年には自ら脚本を書き下ろした『ピーナッツ』で監督デビューを果たし主演も務めた。

その作品こそムロツヨシ(当時29歳)が内村監督と初めて仕事をした映画なのだ。『ブランチ』ではその映像を準備してムロツヨシの登場シーンを確かめた。劇中で内村演じる野球チーム“ピーナッツ”伝説のサード・秋吉光一が対戦する相手チームでムロツヨシが出演した。ところがなかなか彼の姿が見つからず、内村は「俺、あんまり覚えてないんだよね。この時はムロくんと認識できてなかった」とカミングアウトする。

ムロツヨシはその言葉に肩を落とすが、進行役の鈴木あきえによると彼の登場シーンは「1時間29分20秒のところ」だと細かく指定できるほど短時間なのだ。相手チームのダッグアウトで監督がサインを出す後ろにいるスコアラー役がムロツヨシで、内村監督が覚えていないのも無理はない。それでもムロツヨシはメガネをかけたり監督に視線を向けて「少しでも印象付けよう」と努力したそうだ。タカスギという先輩から「お前これをやれ」とスコアを渡されて急きょその役に決まったというから、そこまでやれるのは対応力があればこそだろう。

やがて頭角を現した彼は様々なドラマや映画に出演し、2013年公開の内村監督映画『ボクたちの交換日記』でBB(ビューティフルボーイズ)・福田という重要な役柄を務める。さらに10月22日より公開中の『金メダル男』では村田俊太郎役でメインキャストの1人となった。『ピーナッツ』時代の苦労を目の当たりにした内村は「お前の成り上がりぶり、スゲエな! ハンパねえな!!」と驚くのだった。

そんな2人はNHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』シリーズでも良い関係が続いており、ムロツヨシにとって『勇者ヨシヒコ』シリーズなどの福田雄一監督と内村光良監督は足を向けて寝られない存在ではないか。

出典:https://twitter.com/Kinmedao_movie
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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