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【海外発!Breaking News】28年間盲目のふりを続けた女性の話題が拡散も 「にわかには信じられない」の声(スペイン)

TechinsightJapan / 2017年6月5日 21時30分

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真実だとすればそれこそ世間を驚かせるようなニュースがスペインで報じられた。『Hay Noticia』によると、家族や周りに28年間全盲であると偽り政府から障がい者手当まで受けていた女性が、このほど「実は見えていた」と嘘を明らかにした。このニュースは瞬く間にヨーロッパや南アメリカなどに拡散したが、『Oddity Central』では「女性の嘘自体がそもそも嘘なのでは」という疑問を投げかけている。

スペイン・マドリードに暮らす57歳のカルメン・ヒメネス(Carmen Jiménez)さんは「深刻な目の怪我により完全に失明した」と周囲に話し28年間、全盲のふりをし続けて来たという。

カルメンさんは家族にさえも嘘をついていたが、最近になって真実を告白したことで家族は非常にショックを受けた。しかしカルメンさんが全盲を偽ってきたことに対して、家族は疑いの目を向けたこともあったようだ。夫は「妻はいつもメイクを完璧にしていました。それに時々、妻が横目でこっそりとテレビを見ようとしていることも私たちは知っていました。ですが、これまで妻は全盲が嘘であることを決して認めなかったのです」と話している。

カルメンさんは、長年全盲であることを偽った理由を「私はもともと社交的なタイプではないんです。通りで人に挨拶することを億劫に感じるし、嫌いな人には『こんにちは』と言いたくもありません。だから全盲のふりをすれば、そうした社会的責任から回避できると思ったからです」と述べているが、これに関しては疑問を抱かずにはいられない。

『Oddity Central』では、スペインのサイト『Hay Noticia』が「カルメンさんは盲人として登録していたために、政府から障がい者手当を受け取っていた」と記されており法的措置も免れないであろうことを伝えているが、なぜ今になってカルメンさんがその嘘を告白したのか、また障がい者手当の手続きをする前に検査を受けなければならないはずであり、検査で嘘を見抜けなかったのか、本当に28年間誰もカルメンさんの嘘に気付かなかったのか、更にはカルメンという女性の存在自体が嘘なのではないか、といった疑問を投げかけている。

『Hay Noticia』は別のスペインのサイトからこのストーリーを引用していることからフェイクニュースの可能性が高いと見られているが、フェイクか否かにかかわらずこのニュースは「にわかに信じがたい話」としてネット上で拡散した。

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