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【エンタがビタミン♪】<高見沢俊彦インタビュー>ソロ活動で“刺激”を受けた25年 「新しい扉を開くのは楽しい」

TechinsightJapan / 2017年8月27日 21時0分



■今のベストな歌い方で歌い直した『美旋律 ~Best Tune Takamiy~』
―では、今回のソロ活動25周年記念のベストアルバム『美旋律』について教えてください。
高見沢:2007年からの(ソロ活動)第二期がメインになっていまして、今のベストな曲を集めました。今回、自分が歌い直したい歌を集めた部分もあります。2014年に喉を壊してから歌い方を変えてシャウトをしなくなったので、丁寧に歌うことを心がけています。今のベストな歌い方でやってみたい曲を集めました。それが『美旋律』のひとつの特徴かもしれませんね。

■歌い方を変えてメロディーが際立った
―特に歌い方が変わったのはどの曲でしょうか?
高見沢:一曲目の『Fantasia ~蒼穹の彼方』は、当時の歌い方を聞くと今とはずいぶん違います。当時は勢いというか、がなってシャウトする部分がありますが、そうするとマスキングされて、曲本来のメロディーラインがちょっと隠れちゃう気がしていたんですね。今回がならないで歌うと、激しい曲であっても旋律、メロディーが際立った気がしますね。

―つまりアルバムタイトルの“美旋律”はそのような意味からきたと?
高見沢:そうですね。たまたま『Fantasia ~蒼穹の彼方』に“美旋律”という言葉が入っていて。でも当時はそれにすら気づかなかった。歌い直して、「あ、これいいじゃん」って(笑)。

■豪華な作詞陣も魅力
―THE ALFEEの曲は高見沢さんがほとんど作詞作曲を手がけていらっしゃいますが、今回のベストアルバムでは宮藤官九郎、綾小路翔、ANCHANG、秋元康、つんく♂、Elvis Woodstock(リリー・フランキーの別名義)と作詞陣も豪華ですね。
高見沢:そうですね。第二期の最初の頃は作詞を他のアーティストの方に頼んで書いてもらった曲が多かったので、それもとりあげました。他にはシングルがその時代の象徴でもありましたので、それを結構メインにしてみました。

―音楽的に見て、THE ALFEEとソロとの大きな違いは何でしょうか?
高見沢:まず、コーラスがない。そしてギタリストとのコラボが多くなる。アルフィーよりも激しいものが多くなる、ですね。

■ギターは弾き手の人間性が出る楽器
―ギタリストとのコラボと言えば、2007年の「有明コロシアム」でのソロライブでも、王子連合(ルーク篁、ANCHANG、KOJI)の皆さんとの演奏が圧巻でした。ギタリスト同士4人でコラボしてバッティングしないものですか?
高見沢:ギターって不思議なもので、同じギターを持っていても弾き手によって全然音やフレーズが違うんですよね。弾き手(人間)の性格が出るのかな? それをすごく感じました。もちろんリードギタリストは「前に出て弾きたい」という人間が多いとは思うんですが、たまたま僕が年上なので(笑)、「とりあえず後ろにいてくれ。出るときはポンと出ても構わないけど…」って、そこはアンサンブルとしてやってもらいましたけどね。ただやっぱりみんなで横並びで弾くというのは楽しいですね。結構面白いですよ、本当に。そういうことは普段ないですからね。だってリードギターが3、4人いるバンドはないよね。

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