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【テック磨けよ乙女!】“赤ひげ先生”と“マザーテレサ”を訪ね下田へ 「人生はケセラセラ」「子育ては3歩下がって」

TechinsightJapan / 2018年4月10日 13時43分

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“親の心子知らず”とはよく言ったもので、子育て真っただ中の親御さん、特にお母さんは子供に対する悩みがつきない。家族、仕事、健康、子育て、人間関係などストレス社会に身を置くと心が折れそうになることもあるだろう。最近よく聞く言葉「ケセラセラ、何とかなるさ」と今回も悩みを笑い飛ばしてくれる方々に出会った。

静岡県下田市、駅からほど近いところに位置する河井医院。同医院の医院長であり通称下田の“赤ひげ先生”と奥様の小児科医の先生が「とにかく凄い」という評判がテックインサイト編集部に入ってきた。思い立ったが吉日、その噂の先生夫妻に会いに行くべく春爛漫の3月某日、始発で下田へ向かった。

下田の“赤ひげ先生”こと河井医院の医院長・河井文健先生は噂通り、オレンジの半袖に短パンの出で立ちという元気な姿で迎えてくれた。河井先生は地域医療の現場で長年にわたり地域住民に寄り添い地道に尽力されている医師を表彰する第6回「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞したばかりだ。全国日本医師会に所属する医師167,000人(現職の日医・都道府県医師会役員は除く)の中の5人の中の1人として選ばれた名医である。忙しい中でも、患者さんには気さくかつ丁寧に身内のように接してくれる先生の人柄に惚れた地元住民はもちろんのこと、近隣や海外からも河井先生をたずねてくると言う。

短パンから覗く日に焼けた脚に「元気をもらおう」と膝をなでて帰る人があとを絶たない。河井先生自身もそんな患者さんに「元気づけられ、患者のためにもっと働こう」というのだから“下田の赤ひげ先生”と慕われるわけである。

一方、小児科医であり副院長を務める河井栄先生も気さくで大らか、関西弁でよく笑い、いるだけで癒されるマザーテレサのような先生だ。思春期の子を持つ母に「思春期って体が伸びるだけじゃなく、心も春めいたり沈んで冬めいたり難しい年なのよ」と微笑む。

悩む親たちへ「自分の小さい頃を思い出し、子供にガーガー言う前に半歩、ないし3歩下がり、相手の気持ちをどう思おうてはるか読み取れる親になって欲しいです。子供が大人になったら読み取ってばかりではなく、『私の心も読み取って』と言っていいと思います」とアドバイスをくれた。



自身の子育てにおいても子供を信じ、その時勉強ができなくても“眠れる獅子”としてやる気がでるまで温かく見守り続けた栄先生。「人生なるようにしかならない、ケセラセラよ」と笑うと文健先生も「ケセラセラだよ」と栄先生の言葉に続いた。先月取材した“たまきデンタルクリニック”の牛田環先生からもその言葉を聞いたことを思い出す。河井夫妻は牛田先生のご両親であることに納得。下田の“赤ひげ先生”と“マザーテレサ”を前に満開の桜が滲んでぼやけて見えた。

photo by 竹林篤
(TechinsightJapan編集部 梅澤智子)

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