【海外発!Breaking News】パワー誇示に長電話が武器…こんなボスは嫌われる! 海外オフィス事情
TechinsightJapan / 2018年4月11日 15時22分
谷岡郁子さんも「その程度のパワーしかない人間なんです、栄和人は」などと、何かにつけて言葉に敵意を添えてしまうタイプのようだ。今、日本の多くのオフィスでそんな彼女については「最も上司にしたくないタイプ」といった声が続出しているようだ。
8.「あなたの話などゆっくり聞いている時間はない」という態度
携帯電話での無駄話が好きなくせに、部下には「多忙なの」とアピールするばかりであったというジェニファー。彼女にとって優先順位からいうとマイヤーズさんは最下位の存在であった。しかし緊張する会議を前に懸命に慎重に情報を集め、何とか役に立とうと努力したというマイヤーズさん。ジェニファーからいろいろなことを学んだマイヤーズさんは今、上司の表情に軽視の気配を感じた時は、「何か別のことでお取り込み中のこととお察しします。このお話はまた別の機会ということにしましょうか?」などと問いかける勇気も必要だとしている。そうでもしないと必死で集めた資料や情報がもったいないではないか。
9.部下を正しく評価してあげない
元の職業が畑違いであったこともあり、とにかく成果を出したい、評価されたいと頑張ったマイヤーズさん。求められる通りの仕事をしてクライアントからは高く評価された。しかし上司ジェニファーからは何ら称賛の言葉がなかったそうだ。子育てだけではない、職場の上下関係においても「褒めながら、感謝しながら気持ちよく働いてもらう」という意識を上司は維持していかなければならないようだ。
10.部下を見下すことで、自分がやけにエラくなった気分になる
職場にいた、ジェニファーの取り巻きともいうべき“Jennifers”。出世のため保身のため、イエスマンを演じるのはある程度仕方がないことである。だが女の世界には陰湿なイジメがつきもの。上司ジェニファーが嫌うマイヤーズさんは格好のターゲットにされてしまった。しかし、上司の顔色をみながらターゲットをイジメてしまう“Jenniers”もここで気づくべきことがある。ジェニファーは、そんなに取り巻きを頼ることはしても愛してはいないということ。こうなれば職場はただネガティブな空気に満ちた陰湿な世界と化すだけである。
最後に「不快な上司ともうまくやって行く方法」についてじっくりと考えたというマイヤーズさん。問題のある上司というのは、自分の思惑や企みの通りに物事を進めることや自分の地位、評価を向上させることばかりに夢中で、部下を心から大事には思っていないと断言する。しかしここで部下が感情を爆発させて抵抗すれば、ますますイジメられてしまうため、いっそ自分が真に輝ける、伸び伸びと仕事ができるほかの職場をさっさと探す方が賢明だとしている。
古今東西を問わずだが、あまりにも攻撃的、威圧的な態度や心外な言葉を受けていた場合、自分自身のプライドと尊厳を守るためにパワハラ訴訟を起こす人々が年々増えている。そうなればジェニファーのようなボスは名誉や求心力を失う。上昇志向と並行して部下をきちんと大切にする、それでこそ愛される上司と言えるのであろう。谷岡さんもトップに君臨するにあたり、その手の書籍などを読み漁っていたら事情はもう少し違っていたのかもしれない。
画像は『ToughNickel 2018年3月28日付「10 Strategies Bitchy Bosses Use to Get the Upper Hand」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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