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【海外発!Breaking News】空港で人身売買 生後9日目の娘をわずか5,000円で売った母親「助けてほしかった」(露)

TechinsightJapan / 2018年9月22日 13時50分

混雑した空港での人身売買は成功したかのように見えたが、その後インナと母親が大家に出来事を打ち明けてしまったことから、直ちに警察に通報され逮捕となった。ナタリアの自宅にも1週間後には警察が訪問、2人は人身売買の容疑者として拘束された。現在捜査が行われているが、事情聴取時の供述を含め、インナは心情をこのように語っている。

「病院で出産して1週間後に退院しました。数日間は自宅で過ごしましたが、近所の噂もあっていたたまれない気持ちになって。病院で養子に出す手続きをすればよかったかもしれませんが、ソーシャルメディアで知り合っただけの全く知らないナタリアに娘を渡しました。空港で娘を渡す時には思わずヒステリックになり涙が出たものです。妊娠が母と姉に知られた時、相当責められて辛い思いをしました。子供の父親は私の妊娠に興味などなかったくせに、今になって子供の面倒は自分が見るから返せと言っています。でも本気で言っているわけではありませんから。自分のしたことが間違いであったことを今は認めています。もし時が戻せるのならばもう我が子を手放したりしない。でも、おそらく二度と娘には会えないと思っています。」

一方で、ナタリアは警察に「法的手続きをして子供を養子にしようと思ったが、生活状況や経済的余裕を審査されると許可されないと思った」と話している。人身売買の犠牲となったインナの子供は今後、孤児院に引き取られる可能性が高いとされている。なお現在、インナとナタリアは捜査終了まで自宅謹慎中の身となっており、裁判で有罪となれば最大10年の懲役刑が科せられる可能性もあるという。

このニュースを知った人からは、「悲しすぎる」「デスパレートになっていたとしても、他に選択肢がなかったんだろうか」「孤児院にやられる子供の将来がもう見えた気がした…」「家族ももっとサポートしてあげればよかったのに。貧困だからどうにもならなかったのかな」「どっちも悪いけどこの女教師も身勝手すぎる」「子供を手放したくなかった母親なのに、もう二度と子供に会えないかもしれないなんて辛すぎるね」「助けが欲しかったんだろうけど、誤った選択をしたんだよね…」「今でもこういうことが起こっているロシアってショッキングだな」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年9月19日付「Heartbreaking moment mum ‘hands over baby to woman for just £34’」(Picture: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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