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【海外発!Breaking News】重度の産後うつになった女性、子供を奪われる不安から命を絶つ(英)

TechinsightJapan / 2018年10月7日 21時34分

シャワーを浴びているにしてはやたら時間がかかっている…気になったルイーズさんが浴室ドアのロックを5ペンス硬貨でこじ開けると、変わり果てた姿のマグダレーナさんを発見した。このような最悪の事態になるかもしれないという兆候を、それぞれの専門家が誰一人として見抜けていなかったことが悲劇に繋がったと言えなくもない。しかしヘルスビジターのヘイゼル・ウィルソンさんは、法廷でこのように発言している。

「産後うつになっていることに心配ではあったが、特に問題があるようには見受けられなかった。赤ちゃんとの生活が落ち着くまでは周りのサポートを得ればいいと思ったし、こちらもベビークリニックや授乳グループへの参加を勧めた。私自身は、メンタルヘルス支援サポートの訓練を受けてはいるが、それを訪問先で提供する立場ではない。」

また、マグダレーナさんの在宅治療担当だったアナ・ロイ医師はこう語った。

「手首を切ったすぐ後ではあったが、こちらの質問には的確に答えていた。『バカなことをした、死なずに済んで良かった』と患者は話していた。うつ病であることを理解していたが、これ以上自傷行為のリスクがあるとは思えなかった。」

ストックポートRAIDチームのケア・コーディネーターであるマイケル・ヒューズさんは「引き続き注意が必要という思いはあったが、家族がしっかりと支えているようだったので大丈夫だと思う気持ちもあった。子供には全く危害を加えていなかったが、母親を救うことは子供を救うことにも繋がるため、精神科医を紹介した」と話している。

法廷では、クリス・モリス検視官が「明るく活発で、人生まだまだこれからという時であり、母としてもその人生を送ることを楽しみにしていたに違いないであろう女性に、このような悲劇が訪れたことは非常にいたたまれない」と述べた。

このニュースを知った人からは「あまりにも悲しすぎる」「もっと専門家らがきちんと適切な対応をしていたら避けられたかもしれないだけに…残念でならない」「私も産後うつの経験があるけど…不安が強すぎて、疑心暗鬼になって、もう死ぬんじゃないかって思った」「とても胸が痛む。家族のみなさんにお悔やみ申し上げます」といった声があがっている。

画像は『The Sun 2018年10月4日付「TRAGIC MUM Beautician, 30, hanged herself after post-natal depression made her wrongly fear social services would take her newborn away」(IMAGE: CAVENDISH PRESS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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